「肩を下げて」と言われても、うまくいかない理由

先日いらしたお客様のお話です。

ピラティスのレッスン中、先生に

「肩が上がっていますよ。力を抜いて、肩を下げてください」

とよく指摘されるそうです。

でも実際は——

肩を下げようとすればするほど、逆に力が入ってしまう。

これ、とてもよくあります。

肩を下げること自体が“力を入れる動き”になってしまい、首や肩まわりがギュッと緊張してしまうんですね。

そこで私は、こんなお話をしました。

「肩じゃなくて、違うところを意識してみてください。

たとえば、肘を軽く下げるイメージ。

もしくは、できそうであれば、肩甲骨の下あたりをストンと下げる感覚でも大丈夫です。」

するとお客様はびっくりした様子で、

「本当ですね! 肩に力が入らないし、自然に肩が下がります!」

と笑顔に。

肩を直接どうにかしようとすると難しいのですが、少し離れた部位を意識することで、身体がスッと整うことがあります。

これは緊張がほどけ、力が抜ける“入り口”を身体が見つけてくれた証拠です。

寒くなるこの季節、知らず知らず肩に力が入りがち。

「肩の力が抜けない」「肩が上がってしまう」という方は、ぜひ 肘 や 肩甲骨の下 をそっと意識してみてくださいね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA