最近チーズにはまっています。先日も清澄白河の「チーズのこえ」さんで、この2つを購入しました。
「月のチーズ」は特にお気に入りで、食べると幸せな気持ちになります。
「フロマージュ・フレ」は驚きました。期間限定という言葉に購入したのですが。食べてみるとヨーグルト!チーズの概念をいい意味で覆すものでした。「フロマージュ・フレ」とはフランス語で「新鮮なチーズ」という意味らしいです。たしかに、購入時に「新鮮な味がしますよ。これは乳酸発酵なので、ヨーグルトの味がしますよ。」言っていました。この言葉に間違いはないです。
では、ヨーグルトとチーズの違いはいったい何なのでしょうか?
ヨーグルトとチーズは、どちらも乳製品であり、発酵プロセスを経て作られます。では、ヨーグルトとチーズの違いについて見てみましょう。
ヨーグルトとは?
ヨーグルトは牛乳(または豆乳など)を乳酸菌で発酵させて作られます。通常、牛乳はまず加熱され、その後冷却されます。その後、特定の乳酸菌(ラクトバチルスやビフィズス菌など)が添加され、温度を保ちながら数時間発酵させます。このプロセスにより、牛乳の乳糖が乳酸に変わり、ヨーグルトの特徴的な酸味ととろみが生まれます。
チーズとは?
チーズは牛乳や他の動物の乳を使って作られますが、その製造プロセスはヨーグルトよりも複雑。チーズの製造には、乳を凝固させるためにレンネット(凝乳酵素)や酸を加えるプロセスが含まれます。このプロセスでできるカード(凝乳)とホエイ(乳清)に分けられます。カードはさらに加工され、プレスされて余分な水分を取り除きます。その後、塩漬けされ、熟成されることがあります。熟成期間や温度、湿度によってチーズの種類や風味が変わります。
ただ、今回のチーズのように乳酸菌を使用して、水分を取りきらないものあります。大きな違いは無いという業者もあるほどです。
たんなる疑問から調べてみましたが、チーズの奥深さを知ることができました。紀元前6000年頃に家畜からミルクをしぼり、それを乳製品として食べていて、紀元前4000年頃にはチーズ生まれたといわれています。この長い歴史から様々なチーズが生まれてきたのも納得です。
これからはもっと風味や味を楽しみながら食べていきたいと思います。