里芋をすすめる3つの理由

昨日、徳島から里芋が届きました!ありがとうございます!

里芋は紀元前に中国から渡来、または太平洋諸民族から渡来したなど諸説ありますが、お米よりも古くから食べられていたといわれています。里芋ってすごいですね。

里芋は美味しさだけでなく健康にもすごいところがあります!以下は里芋の健康に関するいくつかのポイントです:

■食物繊維が豊富: 里芋には消化を助け、便秘を予防するために重要な食物繊維が豊富に含まれています。中でも水溶性食物繊維が多く含まれ、腸内環境や免疫の維持に役に立つといわれています。

■カリウムが豊富: 里芋はカリウムを多く含みます。体内の余分なナトリウムを排泄するので、むくみや高血圧の予防にいいといわれている。

■カロリーが低い: 低カロリーでありながら、食物繊維が満腹感をもたらすので、ダイエットにも適しています。

薬膳で考えると、帰経が脾と胃。効能は和胃、調中、化痰、消腫、軟堅、解毒。便秘や消化不良、むくみ、しこりが気になる時にいいとされます。

「食欲の秋」と言われますが、たまには満腹感をえやすい里芋で胃などの消化器官を労わり、濃い味の料理が続いていたのであれば、カリウム効果で余分なナトリウムを排泄し、むくみを軽くしましょう。

夕方からの空咳は肺陰虚

「コンコン。」

お客様が咳をしました。

「気にしないでください。夕方から咳をしてしまうのです。病院に行っても原因がわからないと言われました。」

そこで、「咳を聞くと、気管やのどからの音でなく、すごく軽い音でしたね。夕方からの空咳は肺陰虚の特徴です。火照りを感じますか?」と聞きました。

こういうケース多いです。空咳の人。

「陰」とは「陰液」のことで、漢方でいう「気・血・水」の中の「血・水」にあたります。これは栄養や潤いです。なので、「肺陰虚」とは「肺」の潤いが足りずに心肺に熱がこもっている状態を言います。

お昼の活動期に陰液を使ってしまうので、夕方以降は心肺の熱を下げることができずに夕方以降に空咳が出てしまいます。微熱などもそうです。

他にはドライアイや口渇、便秘なども見覚えがあるなら、肺陰虚である可能性が高まります。

原因としては、加齢、過労、夜遅くまで起きている。それは、陰を増やす時間とされる夜に活動しているため、陰の補充が確保できていないから。あと辛い食べ物やお酒を過剰に摂取している。生まれつきの虚弱が考えられます。

対処法としては、この症状で代表的な麦門冬湯という漢方薬を試してみるの一つの手です。

あとは早く寝ましょう。そして、辛い食べ物やお酒を控えめにしてくださいね。

薬膳もオススメです。

「潤肺」は肺を潤す作用です。

白きくらげ、山芋、春菊、柿、梨、バナナ、みかん、りんご、杏仁、松の実、落花生などです。

「滋陰」は陰を補い、体内を潤します。

山芋、黒豆、エリンギ、白きくらげ、にんじん、ほうれん草、黒ゴマ、イカ、牡蠣、かに、ぶり、ほたて、豚肉、鶏卵、チーズ、ヨーグルトなどです。

これらの食材を加えてみてください。

他には「酸甘化陰」という考えがあります。「酸っぱい」ものと「甘い」ものを一緒に食べると「陰」と「化す」というものです。体に潤いを与える食べ方です。参考にしてくださいね。

急激な気温の変化で体調を崩している人が多いです。みなさん、手洗いもしっかりして気をつけてくださいね!

乾燥にオイルトリートメント

乾燥していますね。僕も油断していると肌が乾燥してきて「しまった!」と思ってしまいます。皆様は油断せずに、早め、そしてこまめに保湿クリームを塗ってくださいね。

先日、ドラックストアに行って商品を見ていると、栄養ドリンクの成分名に「ガンマオリザノール」記載されていました。

「ガンマオリザノール」は高脂質血症や心身症の薬にも使われる成分ですが、米ぬかに含まれています。

めぐるからだはライスキャリアオイル(米ぬかオイル)をオープン当初から使用しており、思い入れのある名称なので、驚きました。私たちがライスキャリアオイルとの出会いは、「こんなに肌さわりがよく、伸びがいいオイルがあるなんて!」と感銘を受け、このオイルでお店を開きたいと出店を決意した時です。この頃は成分よりも気持ちのよさでした。今では薬や栄養補助に使われるなんて思ってもみませんでした。どんどん米ぬかの良さを伝わっていて嬉しいです。

今月に入り、急激にアロマオイルトリートメントのお客様が増えました。激しい気温差や乾燥した気候によるだるさによるものと推測されますが、この緩和にライスキャリアオイルの力がお役に立てていると思うと嬉しいです。

オイルトリートメントは乾燥肌を柔軟でしっとりとした状態に保ちますし、皮脂のバランスが整えるので、この時期にぴったりです。しかも、皮膚を強く擦ると摩擦により炎症が起こる起因となりますが、ライスキャリアオイルにより、滑らかに力を加えるので、炎症リスクが減ります。そして、適度な押圧により、血行促進が期待できます。

まだまだ、気温差と乾燥により、体にダメージを受けやすい時期。ライスキャリアオイルによるアロマオイルトリートメントおすすめです。

足の親指の痛みを和らげる施術の事例

こんにちは、めぐるからだの大渕です。今まで多くのお客様の健康問題をサポートしてきました。今回は、一例としてお客様の「足の親指が痛い」という症状を施術した事例を共有します。

■お客様の症状

私のもとに訪れたお客様は、日常生活で親指の痛みに悩まされていました。この痛みはいつもあるものではなく、歩くと痛い物でした。日々の活動に支障をきたす時があるので、お客様は何か解決策を探していました。

■カウンセリングと評価

最初にお客様とのカウンセリングを行い、症状の詳細を把握しました。親指の痛みがどのような状況で発生するのか、過去のケガや生活環境に関する情報を収集しました。その後、体の評価を行い、一つ一つ問題の原因を探っていきました。「一つ一つ」というのは、私が親指を触っても痛くなかったからです。でも、痛みを感じるところは親指。頭の中で原因と結果が違っていたのです。でも、触れても動かしても痛くないので、骨折や打撲の可能性は低くなったと判断し施術に移りました。

■施術

触れていくと「そこが痛い!」という場所がありました。それは足の親指でなく、親指の関節から中足骨にかけてでした。そこで、一つの候補として「痛風」が浮かび。それに対しての施術をしました。しかし、変化はなし。

次に、「外反母趾」に対する施術に変えたところ、痛みが軽減していきました。外見ではひどい外反母趾ではありませんでしたが、親指を内側に曲げる筋肉を和らげる、触れていたくなった箇所も、強く押しても痛くなくなってきました。

痛みを感じる所と原因の箇所が違うことは多くあります。腰痛が代表例ですが。痛みの原因が腰の筋肉でなく、臀部や大腿部の筋肉が原因ということが多いです。今回の例も痛いところだけでなく、広い視野で診なければならないと、改めて思いました。

肩こりや腰痛を感じている方は、痛いところをマッサージガンなどでほぐすことが多いと思います。しかし、原因がその箇所でないと、「治らない!」と思って、強く長時間、同じ箇所をすると筋肉へのダメージが強く、逆に傷みが悪化するケースもあります。

痛みが続く場合は、病院で診察したり、私たちによる、筋肉やツボからの視点でケアするのも一つの選択肢です。

痛みを抱え続けないでくださいね。

運動会後の疲れた体に必要な3つのケア方法

保育園や幼稚園は、まさに運動会シーズン!子供たちは楽しそうだし、親も成長を見ることができ、ウキウキするイベントです。

でも、運動会が終了すると疲れがどっときて、動けなくなりませんか?私自身そうでした。なかなか疲労が抜けませんでした。

そこで、運動会の後のケアをお伝えします。

1.十分な休息と睡眠

運動会の後は十分な休息と睡眠が必要です。睡眠時には成長ホルモンが出ます。子供にとっては成長ですが、大人は細胞を修復する作用になります。体が修復と回復する時間を確保しましょう。

あと、運動会の時は、ついつい興奮して、水分摂取を忘れがちになります。応援したい気持ちはありますが、こまめに水分補給をして、終了後にも忘れずに補給しましょう。

2.ストレッチとクールダウン

親子競技に参加して、筋肉疲労してしまった方を多く見受けられます。そして、ビデオ撮影などで腕を固定するなど、普段使用しない筋肉を痛めてしまうケースがあります。運動会終了後でも筋肉が緊張している可能性があるため、ストレッチとクールダウンを行い、筋肉を緩めましょう。

3.マッサージと温浴

運動による筋肉の疲労だけでなく、普段接することのない保護者や先生と長時間いることもあります。この精神的緊張が、肉体にもダメージを与え、痛みや疲労感にもつながります。これを和らげるために、温かいお風呂にゆったりと浸かりましょう。マッサージガンや筋膜リリースもオススメですが、整体やアロマオイルトリートメント、リフレクソロジー、よもぎ蒸しなどオススメです。自分の家で、自分による施術も気持ちがいいですが、「転地効果」も効果的です。自宅から出て、他の人の施術はリフレッシュしますよ。

イベントが多い時期です。ウキウキして心が弾みますが、興奮してて体のケアを忘れがちになります。一日の終わりはゆったりとお風呂に入り、ストレッチをしましょう。疲れが抜けきれなければ、整体やアロマオイルトリートメントも考えてみてはいかがでしょうか?体が軽くなりますよ!

加速する秋に「よもぎ蒸し」。

秋が深まり、風が涼しさを増してくるこの季節、体を温めるリラックス方法として「よもぎ蒸し」をおすすめします。伝統的な健康法である「よもぎ蒸し」は、体の血行を促進し、ストレスの解消、美容効果など多くの利点があります。ここでは、秋に「よもぎ蒸し」を試す理由と方法についてご紹介します。

秋に「よもぎ蒸し」を選ぶ理由

1. 体を温める。

特に今年の秋は気温の低下の速度が速いです。東京の9月下旬と10月上旬の平均気温の差が4℃を超えたそうです。それは過去50年の中でも2回目だそうです。気温に対して体が順応していないばかりでなく、衣替えをしていない人も多く、寒さのダメージが多い可能性があります。本当に倦怠感や疲労感を感じている人が増えました。寒さのダメージは体を温めることが大切。よもぎ蒸しは、身体の芯から温まるのに最適です。

2.美肌効果。

昨日の定休日は公園でのんびり過ごしました。しかし、乾燥と紫外線により、肌がカサカサになりました。10月は真夏に比べて、油断しがちですが、肌へのダメージの多い時期です。よもぎ蒸しは肌の血行を促進し、肌の健康と美しさを保つのに役立ちます。それは、細胞を修復するのに栄養が必要で、それを運搬するのが血液だからです。血行を良くして、肌への栄養を供給を促進させましょう。

3.ストレス解消。

秋は新たなスケジュールやプロジェクトが始まる季節でもあり、運動会や文化祭などイベントも多い時期で、ストレスがたまりやすい時期かもしれません。よもぎには「シネオール」という香り成分が含まれています。これには交感神経の働きを抑え、副交感神経を優位にしてくれる作用があり、脳を興奮状態から落ち着いた状態へと促します。よもぎ蒸しはリラックス効果があり、ストレス解消にもおすすめです。

秋によもぎ蒸しを試すことで、心地よい温かさを感じながら健康をサポートし、秋の美しさを楽しむことができます。ぜひ、この季節によもぎ蒸しを取り入れて、体と心のバランスを整えましょう。

乾燥の季節に生落花生

最近見かけると思わず買ってしまう生落花生。前回塩茹でして食卓に出すと、「美味しいね!美味しいね!」と言ってパクパク食べてくれた5歳の息子。かたいピーナッツとは全く違う食感、柔らかくて甘くて子供も食べやすいみたいです。

今回は八角や山椒を加えて塩スパイス茹でに。これも美味しい!ちょっとスパイシーだけど、強めな風味にはしていないので子供も食べれそう。

少し空気が乾燥してきて、朝起きると空咳が出てしまいます。さらに乾燥が進むと、お肌もカサカサに。生落花生はそんな乾燥にいい食材。肺の乾燥で空咳、大腸の乾燥で便秘、お肌の乾燥etc、肺や大腸を潤してくれます。

脾にも働きかけますので、脾気虚症(一つ前のブログ参照)や食欲不振の方にもおすすめ。※少しずつ、よく噛んで!良かれと思って、食べ過ぎ注意。

食べる時は薄皮も是非一緒にね。薄皮には補血養血(血を補い養う)作用があります。

本当に、つくづく、季節がちゃんと体にあった食材を用意してくれますね。感謝。