妊娠中から「手が曲がらない…」というお悩み

今日は、出産後のお客様からいただいたご相談の中で、同じような症状にお悩みの方の力になれたら…と思い、施術の一例をご紹介します。

妊娠中のある日、

「指が自力では曲げられない、、、。」

病院では、妊娠期のホルモン変化によって起こりやすい手根管症候群の可能性を指摘されたそうです。

妊娠中は、体の中で水分量が変化しやすく、手首まわりがむくんだり、神経の通り道が狭くなったりします。そのため、指がしびれたり、曲げづらくなることは珍しくありません。

とはいえ、レントゲンもできない時期。

「産後2ヶ月たっても変わらなければ、また来てください」と言われ、不安を抱えたまま日常の家事や育児の準備を続けてこられたそうです。

出産後、当店にいらした時も、まだ指はうまく曲がらない状態。そっと手を触れると、いくつかの部位に小さな“硬直”がありました。妊娠中や産後のお身体はとてもデリケート。無理に動かしたり、強い刺激を加えることは決してしません。

まずは、固まっている部分をやさしく、丁寧にゆるめるところから。しばらくすると硬さが少しずつほどけてきたため、手の骨の向きのクセを整えるように、ゆっくり施術を続けました。

すると――

「あ、動く…!」

お客様の指が、力を入れずとも自然に動き始めたのです。妊娠中や産後は、ご自身の体なのに「思うようにいかない」ことが増え、不安がつきものだと思います。妊娠中や産後の方にも、できるだけ負担なく、安心して受けていただけるよう心がけています。不安や違和感がある時はどうぞ遠慮なくお声がけください。