七色と五行でみる、わたしのバランス

こんにちは、めぐるからだです。。

雨あがり、ふと現れる虹に出会うと、なんだか良いことがありそうな気がしませんか?

7月16日は「虹の日」──「なないろ(7・16)」の語呂合わせから生まれた記念日です。

今日はその七色に、東洋医学の「五行論(ごぎょうろん)」を重ねて、からだと心のバランスを見つめてみましょう。

そもそも「五行論」って?

五行論とは、自然界のすべてのものを「木・火・土・金・水」の5つの性質に分けてとらえる東洋の思想です。

人の体も心も、この五行のバランスで整っているとされ、各要素には季節・臓腑・感情・色などが対応しています。

■木(もく)── 青

臓腑:肝(かん)

感情:怒(いかり)

季節:春

主な働き:気の流れを調整する。筋肉や目にも関係。

バランスが崩れると… イライラ、目の疲れ、肩こり、女性では月経トラブルも。

■火(か)── 赤

臓腑:心(しん)

感情:喜(よろこび)

季節:夏

主な働き:精神活動と循環。血脈や睡眠にも関与。

バランスが崩れると… 不眠、動悸、不安感、顔がほてる。

■土(ど)── 黄

臓腑:脾(ひ)

感情:思(しんみ・悩む)

季節:長夏(梅雨〜晩夏)

主な働き:消化吸収、気血を作る。

バランスが崩れると… 食欲不振、疲れやすい、下痢やむくみ。

■金(こん)── 白

臓腑:肺(はい)

感情:悲(かなしみ)

季節:秋

主な働き:呼吸と免疫、水分代謝の調整。

バランスが崩れると… 咳、肌の乾燥、アレルギー、気分が沈みがち。

■水(すい)── 黒

臓腑:腎(じん)

感情:恐(おそれ)

季節:冬

主な働き:成長・老化・生殖・骨の健康。

バランスが崩れると… 足腰のだるさ、冷え、耳鳴り、慢性疲労。

これらはそれぞれ、単独で成り立つものではなく、助け合い、支え合っています。その一つを相生関係といいます。

たとえばこんなふうに、からだの中で助け合っています。

・肝(木)が元気で“気”がスムーズに巡ると、心(火)の精神活動も安定しやすい。

・心(火)の巡りが整えば、血流や代謝が高まり、脾(土)の働き(消化吸収)を助ける。

・脾(土)がしっかり栄養を作ってくれれば、肺(金)は“気”や“免疫力”をしっかり働かせられる。

・肺(金)が健やかであれば、腎(水)は潤いを保ち、深い回復力を発揮できる。

・そして腎(水)が元気だと、肝(木)に必要な「エネルギーの土台」を支えてくれる。

このように、一つの不調は、他の要素にも影響し、逆に、一つを整えることで連鎖的にバランスが整うのです。

虹は、七つの色が順に並びながら、ひとつの美しい橋をつくっています。赤色のゾーンが大きく、他の色が見えにくくなると、ちょっと恐怖を感じますね。色はバラバラでも、全体では調和していますね。

湿気と暑さでバテやすい今、五行でいうと「土(脾)」が弱りやすい時期です。

食欲も落ち、疲れやすい時期でもあります。

「黄色=脾」に注目して、食欲や消化力をやさしく整えることがおすすめです。とうもろこしかぼちゃなど、黄色い食材は“気”を補ってくれますよ。

無理せず、消化のよい食事・よく眠れる工夫・からだを軽く動かす時間をとって、内側から整えていきましょう。