昨日は旧暦の正月「=小正月」でしたね。小正月に小豆粥を食べる風習があるって知ってました?
小正月という年の節目に、小豆粥を食べて厄を祓うことで、一年を健康で無事に過ごすことができますようにという平安時代からの風習だそうです。私も漢方を勉強し始めて知った事なので、まだまだ新しい知識です。
小豆の赤色が生命や炎を象徴する色であると共に、悪霊や邪気を祓う霊力を持つ色でもあるという考えからきているそうです。
さすがに仕事終わりで小豆粥は作れなかったので、今朝は黒豆ご飯を炊きました。お正月の黒豆が余っていたので昨夜からたっぷりの水で戻して炊飯器でお米と一緒に炊くだけ。我が家では定番で、大好きなご飯です。
黒豆も、古来の漢方書には薬効のある豆として取り扱われていたと記されています。何といってもこの色素、アントシアニンの抗酸化作用ですね。あと、女性にとっては腎を補う為に冬に取りたい食材の一つ。
黒豆ご飯は、甘く煮た黒豆煮を使っているわけではないので言うまでもなく甘くないし、ホクホクとした黒豆の食感がとても良くて、思ったよりおかずの邪魔をしないのでいいですよ。是非お試しください。