寒さが本格的になってきましたね。

外に出ると寒いのはもちろんですが、家の中にいても、なんだか体の芯が冷える…そんな感覚はありませんか?
「寒」という字は、屋根のある家の中に、人と氷がある形から成り立っています。守られているはずの場所にいても、氷のような冷えを感じる状態。この一文字には、「体の内側まで冷えてしまう」感覚が、すでに表されています。
東洋医学では、この冷えを「寒邪(かんじゃ)」と考えます。
寒邪が体に入り込むと、血や気の巡りが滞り、筋肉がこわばり、痛みが出やすくなったり、お腹の調子が乱れたりしやすくなります。寒さには、体をぎゅっと縮こまらせる力がある、とも言われます。
だからこそ、寒い時季は「表面を温める」だけでなく、内側からじんわり温めることが大切です。よもぎ蒸しは、下腹部や骨盤まわりから温め、体の深部まで熱が届きやすいケア。冷えやすいお腹や腰がゆるみ、巡りが戻ってくる感覚を味わう方も多いです。
整体では、寒さで縮こまりやすい筋肉や関節をやさしく整え、血や気が流れやすい状態へ導きます。「温めやすい体」をつくる土台づくり、とも言えますね。
寒さを我慢するのではなく、体からの「冷えているよ」というサインに、少し耳を傾けてみませんか。この冬は、内側から整えて、温もりをめぐらせていきましょう。