能登から

先日、いつも来てくださるお客様が能登から届いたばかりの鮮魚を持って来店されました。ウマヅラハギとイナダ!たくさん届いたので手伝ってくださいとお裾分けしてくださいました。

お話を聞くと、2ヶ月に1度の割合でお刺身を取り寄せていたお魚屋さん(したひら鮮魚店)で、今回の地震で被災され、家が半壊したそうです。水も出ない状態で営業ができなかったのですがやっと漁ができるようになったそうです。

水がまだ出ないので、捌いてお刺身の状態で配送はできないのですが丸魚のままでもいいよと言ってくださる方にはやる気満々で送ってくださるそうです。

お客様は少しでも援助できればと思い注文されたそうです。

早速イナダはお刺身に!ピッカピカのお刺身、とーーーーーってもおいしかったです。そして次の日は、ウマヅラハギを煮つけでいただきました。肝までぜーんぶいただきました。

今回、鮮魚をお裾分けしてくださったお客様のおかげで、したひら鮮魚店さんのことを知り、能登の漁師さんやそのご家族の思いを知ることができました。能登町の出られる漁師さんは漁に出て頑張っているそうです。水は出ないし、復興もまだまだなのに。テレビの前で「本当にお気の毒で…」と、映像を見ているだけだった私。私、お魚捌けるし!まる魚大歓迎だし!鮮魚をお裾分けしてくださったお客様に大切なことを教えてもらいました。できることをやろうと思います。

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