日々補腎

先日受けたセミナー。

めぐるからだのお客様の中にもこの症状を訴える方が沢山います。

耳鳴り

私も経験したことがあるのですが、とても不快な症状です。なんとか回復し、それ以来発症はしていないのですが養生だけはずっと続けています。というのも、耳鳴りの養生はこのブログでも何度も書いている「腎の養生」をすることとほぼ同じなのです。

中医学では、腎と耳は関係が深く、腎の気が充実し耳へ通じることで正常な聴力が生まれると考えます。腎の気は歳をとるごとに弱まります。なのでお年寄りの耳の聞こえが悪くなるのも中医学的には腎と関係があるのだと考えます。

ただ、耳の不調は単なる「腎」だけの問題ではなく、肺や胃腸、ストレスなども関係があるので、何から耳鳴りが起こっているのかを探り、それに対しての養生をしていかないと症状はおさまらないということになります。そして、食養生も変わってきます。

私が普段「補腎」のための食養生として使っているものの一つが「黒米」↓

築地三栄商会さんの黒米、写真は今年の新米です!黒米は古代米で餅米の一種。なので、白米に少し加えて炊くとちょっぴりもっちりします。大好きです!一緒に炊くと赤飯のように赤いご飯になります。4歳の息子も大好き。

黒米の性味は「平/甘」、健脾・活血・滋陰・補腎・明目の働きがあります。なんと食物繊維は玄米の8倍だそうです。赤い色素があるということは抗酸化成分も豊富なはず。日々の食養生に取り入れやすいのでおすすめですよ。

何度も言いますが、食養生というのは積み重ねです。薬ではないので今日明日で何とかなるものではありません。今日明日のためにやるのではなく、日々元気に健やかに過ごすためにコツコツとやるもの。ストレッチや運動も同じ!(これは自分に言い聞かせています)

耳鳴りの食養生について聞きたい方は店頭にてお気軽にお声掛けください!

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