視野と姿勢

「こら!押しちゃダメ!」

様々な物に興味を示し、何でも触ろうとします(>_<)

でも、大人になると、いつの間にか知識や法律が頭に入って、「必要な時にしか押してはいけない。」と無意識に自制します。

そうして、「興味」が持てるものが減っていく。

今回、なんでこのブログを書こうと思ったかというと、あるお客様との会話で、

「昔はファッションとか興味があったのに今は全然ない。やりたいことも無くなって気分が落ちてくる。」

と、背中を丸めながら言っていました。

気分が落ちている時は歩く時も下を向きがちになります。当然、姿勢も猫背です。そして、視野が狭くなります。

視野と姿勢は関係性があります。観光で海や高原など、広大な風景の場所だと、自然と深呼吸がでたり、身体が軽くなったり、姿勢が良くなります。これは転地効果という、日常の場所から離れると心が解放されるという効果から。それと、目のピントによるものです。それは近くを見る時、目の筋肉が緊張(収縮)して、網膜にピントを合わせ映像を認知します。遠くを見る時は逆。筋肉を解放させます。

なので、日常でも遠くを見渡すようにするとリラックスします。あと、ヨガでも、自分が「木」だったり、「山」になったと想像した方が、ポージングが楽だったり、リラックスしますよね。考え込むと、自分への意識が強まります。この時は外からの攻撃を守るかのように、無意識に背中を丸くします。自分の意識を外へ向ける。自然や風景と一体となっていると感じた方が気が楽になります。

よって、通勤など、外にいる時は、遠くを見渡すように歩く。そして、「あの山、木が紅葉したんだ!」「あっ!新しい店ができてる!」など自分から外へと意識を持つ方が、リラックスするし、姿勢が良くなります。その結果、視野が広くなるので、目に飛び込んでくる情報が増えます。すると、何か「ワクワクするような興味」が増えるかもしれません。

うちの子は、「アンパンマン」に対する興味が半端じゃありません。「アンパンマン!」と叫んだと思ったら、遠〜い場所の小さ〜なアンパンマンを指差す時があります。子供の興味は貪欲ですごい!見習わなければ!

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