ギックリ腰への施術。

ギックリ腰への対処は基本的には2、3日間は冷やす。そして、炎症が治ったら血行を良くするために、少しずつ動かす。これは整形外科などと一緒の考えです。

しかし、ギックリ腰といっても、症状が幅広い。単なる急性腰痛として、体を動かせるもの。これは施術によって痛み軽減することがあります。

でも、これは施術できません。私も経験したことがあるのですが、腰椎椎間板ヘルニアの悪化と急性腰痛が合わさったもの。これは本当に1時間は1cmも動けず、膝で立つ状態になるまで3時間。トイレは5時間後。しかも、いつも3秒ぐらいでいけるトイレを30分かけていく状態。ギックリ腰の酷さで処置が変わります。動けないぐらい酷い場合は、絶対安静です。そして、病院に行けるなら行きましょう。レントゲンで原因を調べて、痛み止めの注射をしましょう。

では、実際に行った、ギックリ腰への施術を紹介します。

ギックリ腰は自己申告なので、程度の軽い急性腰痛の場合があります。でも、痛みを感じているところは炎症を起こしている可能性があるので、その箇所を強く押すのは、可能な限り控えます。しかも、グラグラの骨や靭帯を筋肉がワザと過緊張にさせ、支えている可能性があります。ですので、痛い場所を強く押し、無理矢理柔らかくするのは好ましくありません。

まず考えるのは、痛みを感じているところに負担をかけている姿勢や身体の使い方をしているので、痛みが増幅している。それをもたらしている筋肉や骨、時々皮膚へアプローチをします。

多くのの場合は臀部です。姿勢が悪いので、上半身を起こしている筋肉を解します。これは通常の腰痛への施術も一緒です。腰痛で腰に原因があることは少ないと、私見ですが考えているので。

あと、狙う筋肉が腸腰筋。背骨から大腿骨へと付いている筋肉です。この筋肉が太ももを挙げるための筋肉です。あとは、身体や骨盤のバランスをとります。ギックリ腰の場合は異常に収縮しているケースが多いです。この筋肉を腹部から施術します。

他にも使う場所があります。腰腿点と呼ばれる手のツボや足にあるツボを強く押します。ツボの論理はありますが、脳と痛みの仕組みを使っています。痛いという信号を脳がキャッチして「痛い」と認識します。しかし、同時に複数痛いという信号はキャッチしにくくなる性質があります。(※時々、腰と肩が痛いという方がいますが、どちらか、または両方が慢性的な痛みで、脳が「痛いものだ」と認識いる状態。繰り返すと認識が強くなるので、同時に痛みを感じます。)ですので、腰と違う所に「痛み」を感じると、元の痛みは軽減します。しかし、痛みの程度で、このやり方は効果を感じない場合もあります。

通常の腰痛でもそうですが、姿勢やクセなどの結果が過度な負担を起こし生じているもの。ギックリ腰でも、動かせる範囲で姿勢を整える。そして、炎症を起こしている所を出来るだけ触らない。このような施術になります。たいていは軽くなっています。それは、痛い場所に負担をかけない立ち方になっているからです。

施術例を書いてきました。しかし、炎症の状態、骨の状態、発症経過時間は皆様違います。施術後、痛みが無くなったケースもあれば、痛みが残るケースもあるのが事実です。ただ、お客様に身体の負担を考えると無理が出来ないこともあります。ギックリ腰が発生し、動けない状態など、痛みが酷い場合は絶対安静をし、病院に行けるのであれば、診察をしてもらいましょう。そして、2、3日経ち、炎症が治ったら、少しずつ動かし、筋肉の緊張を和らげていきましょう。または、「ただ強く押せばいい整体」ではなく、当店みたいにお客様の負担かけないように施術する整体や病院のリハビリに通い、動かせる範囲を広げていきましょう。

気温が低く、筋肉が硬直しやすい時期です。ギックリ腰にならないように、姿勢を気をつける。そして、筋肉を硬いままにせず、ストレッチやヨガ、整体などで筋肉を柔らかくしましょう。

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