ぶらぶら築地散歩。

先日、築地場外市場をぶらぶら散歩しに行きました。すると見覚えがある名前、「防風」を発見。

(※紫色の茎のが防風。左の花はルッコラの花。右の花はブロッコリーの花)

「防風」という名前は、CMやドラックストアなどでよく見ます。それは、ダイエットや内臓脂肪には「防風通聖散」を!みたいな感じで。

職業柄、漢方や生薬に興味津々。

出勤して、本などで調べてみました。八百屋さんで売っているのは、「浜防風」という種類のもの。漢方で使われる「防風」の代々生薬。発汗、解熱、鎮痛などの作用があるそうです。でも、漢方として使用する部位は根や根茎でした。

じゃあ、葉や茎は?

八百屋さんに聞いてみると「殺菌効果が強いから、刺身のつまなどに使うよ。」ですって。

築地って、食材の宝庫だし、プロも多いので、聞くと楽しいです。

ちなみに、一説によると、「防風」とは、「風邪を防ぐ」というということで名付けられたそうです。

(別の説だと、浜辺で自生。根をかなり深くまで伸びるので、風などで砂が流されるのを防いでいるからというものがありました。こっちの理由だとしても、自然の力って、すごい!)

風邪といえば、まだ、インフルエンザの脅威が終わってません。身体を温めるなど、ご自愛してくださいね。

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