学びのこと

去年の4月、初めて緊急事態宣言が出て以来、今がチャンスと始めた薬膳の勉強。学びを深めると、新しい発見がとても多く、薬膳の知恵に本当に驚かされます。なんちゃって薬膳から「弁証施膳」へ、生活の中でも役に立つ事がとても多いと感じています。

「弁証施膳」とは、中医学理論をベースに体質や症状、体調、季節に合わせて、レシピを作るオーダーメイドの料理のことです。実際、スクールでは毎回レシピを考える課題が出されて、次の授業で発表をし、みんなで共有し、先生がチェックするということをしています。とても楽しくて、とっても勉強になり力になる。良い時間を過ごしています。

前回の課題は「喉の痛みを訴える方へのレシピ」。いろんなレシピが出ましたが、私がこれ良いなと思った簡単レシピを紹介します。喉の痛みや咳といえば「大根飴」が有名。大根の角切りに蜂蜜くわえ、2〜3時間経ったらその上澄みを飲む、というレシピ。昔咳が出た時に試しにやってみたのですが、確かに咳は落ち着いたのですが、美味しくない、、、という思い出。今回、その大根の代わりにりんごで「りんご飴」とういう案がでました。りんごにも「止咳(咳を止める)、潤肺(肺を潤す)」の働きがあります。そして今回は角切りではなく、すりおろしで。これなら食べやすく、甘いから子供も嫌がらず、咳が出ているお子様にはいいかも!ただし蜂蜜を使いますので1歳未満のお子様はNG!

『薬膳とは食の知恵の集結、食の知恵があるとないとでは「生きやすさ」が違う』と、尊敬している中医薬膳師の方が言っていました。本当にその通り。これからも学び続けていきたいと思います。そして、沢山の方へアウトプットしていきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です