今日は立冬。暦の上では冬が始まりますね。
冬は東洋医学では「腎(じん)」が活発になる季節。
寒さから身を守るために体がぎゅっと内側に力を集めようとします。冷えが強くなると、肩に力が入りやすく、代謝も落ち、むくみやすくなったり、疲れが抜けにくくなったりします。冬はエネルギーを蓄える大事な時期。「がんばる季節」ではなく「ためる季節」なんです。
冬の養生のキーワードは “温めて、ためる” 。
温かい飲み物を選んだり、湯船にゆっくり浸かったり、首・腰・お腹を冷やさないようにするだけでも、体が喜びます。無理に動こうとするより、深い呼吸をして、日々の疲れや緊張がふっとほどける時間を大切に。
この季節に旬を迎える黒豆、長芋、れんこん、そして海藻類。

東洋医学では、黒い色の食材は「腎」を助け、エネルギーを蓄える力をサポートすると言われています。
黒豆はほっこりとした甘さで心がゆるみますし、長芋は胃腸の調子を整えてくれる優しい食材。れんこんは喉や呼吸にもやさしい存在です。旬のものを少し意識して食卓に並べるだけで、からだの巡りがふっと穏やかになります。
寒くなったからこそ、からだが求めているのは「ゆだねる時間」。
ストレッチや施術で筋肉のこわばりがほどけたとき、体の中にあった緊張も一緒に離れていきます。
「頑張っていた自分を、そっと休ませてあげる時間」
そんな時間を過ごせる場所でありたいと思っています。からだがあたたかくなると、心もゆるみます。今日より明日、少し軽く。
そんな毎日をお手伝いできますように。どうぞ、あたたかくしてお過ごしください。