足の親指の痛みを和らげる施術の事例

こんにちは、めぐるからだの大渕です。今まで多くのお客様の健康問題をサポートしてきました。今回は、一例としてお客様の「足の親指が痛い」という症状を施術した事例を共有します。

■お客様の症状

私のもとに訪れたお客様は、日常生活で親指の痛みに悩まされていました。この痛みはいつもあるものではなく、歩くと痛い物でした。日々の活動に支障をきたす時があるので、お客様は何か解決策を探していました。

■カウンセリングと評価

最初にお客様とのカウンセリングを行い、症状の詳細を把握しました。親指の痛みがどのような状況で発生するのか、過去のケガや生活環境に関する情報を収集しました。その後、体の評価を行い、一つ一つ問題の原因を探っていきました。「一つ一つ」というのは、私が親指を触っても痛くなかったからです。でも、痛みを感じるところは親指。頭の中で原因と結果が違っていたのです。でも、触れても動かしても痛くないので、骨折や打撲の可能性は低くなったと判断し施術に移りました。

■施術

触れていくと「そこが痛い!」という場所がありました。それは足の親指でなく、親指の関節から中足骨にかけてでした。そこで、一つの候補として「痛風」が浮かび。それに対しての施術をしました。しかし、変化はなし。

次に、「外反母趾」に対する施術に変えたところ、痛みが軽減していきました。外見ではひどい外反母趾ではありませんでしたが、親指を内側に曲げる筋肉を和らげる、触れていたくなった箇所も、強く押しても痛くなくなってきました。

痛みを感じる所と原因の箇所が違うことは多くあります。腰痛が代表例ですが。痛みの原因が腰の筋肉でなく、臀部や大腿部の筋肉が原因ということが多いです。今回の例も痛いところだけでなく、広い視野で診なければならないと、改めて思いました。

肩こりや腰痛を感じている方は、痛いところをマッサージガンなどでほぐすことが多いと思います。しかし、原因がその箇所でないと、「治らない!」と思って、強く長時間、同じ箇所をすると筋肉へのダメージが強く、逆に傷みが悪化するケースもあります。

痛みが続く場合は、病院で診察したり、私たちによる、筋肉やツボからの視点でケアするのも一つの選択肢です。

痛みを抱え続けないでくださいね。

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