熱中症かな?尿の色をチェックしてみる。

夏は楽しいイベントがたくさんあります。しかし、気温の上昇と湿度の増加により熱中症のリスクが高まります。8月も終盤に入り、涼しくなるのかなと思っていましたが、気象庁が「高温に関する全般気象情報」を発表しました。まだまだ危険な気温ですね。

水分は摂取していても、「もしかして熱中症なのかも?」と不安に思う時があります。厚生労働省のホームページで「尿の色で脱水症状チェック」を掲載しております。今回のブログは、こちらを紹介致します。

https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/concour/2015/sakuhin5/n006.html

まず、熱中症とは、高温多湿の環境下で体温調節が上手くいかないために起こる状態です。主な症状にはめまい、吐き気、頭痛、けいれん、意識障害などが含まれます。熱中症にならないためには、こまめな水分摂取や適切な休息、涼しい場所での過ごし方が必要です。

次に尿の色のチェックについてお伝えします。

尿の色は、体内の水分バランスや健康状態を反映する重要な指標です。暑い季節には特に、尿の色の変化に注意を払うことが重要です。

■透明、ほぼ透明:問題なし。普段通りの水分を取りましょう。

■薄い黄色:問題なし。コップ1杯の水分を取りましょう。

■濃い黄色:1時間以内に250mlの水分を取りましょう。屋外あるいは発汗しているときは500mlの水分を取りましょう。

■茶色:今すぐ250mlの水分を取りましょう。屋外あるいは発汗していれば、500mlの水分を取りましょう。

■濃い茶色:今すぐ1000mlの水分を取りましょう。赤・茶色が混ざっていたらすぐに病院へ行きましょう。

今回は知ってもらいたいので「厚生労働省『あんぜんプロジェクト』平成27年度『見える』安全活動コンクール」の内容をお伝えしました。

ただ、あくまでわかりやすくした指標です。透明な尿の場合は過剰な水分摂取があり、必要なミネラルや電解質も失われている可能性もあります。漢方では、体が冷えているとみなすこともあります。なので、私見ですが、薄い黄色がベストな状態だと考えます。

熱中症を予防するためには、以下のコツが役立ちます。

□こまめな水分摂取:とくに気温が35℃を超えるような時に外出しなければならないときは15分おきぐらいに1口は飲んでおいた方がいいでしょう。

□適切な服装: 薄着で通気性の良い服装を選びましょう。特に腕が出ていると皮膚の表面積が増え、放熱に役立ちます。あどは、帽子や日焼け止めを利用して直射日光を避けましょう。

□適度な休息: 長時間の屋外活動の後は、涼しい場所でしっかり休息を取りましょう。

□塩分の摂取: 発汗によって失われる塩分を補うため、塩分を含む食品を摂ることも大切です。

夏の暑い日には、熱中症と体内の水分バランスに注意を払いましょう。尿の色をチェックをすると、自分の健康状態を確認できます。適切な予防策を取ることで、楽しい夏を安全に過ごすことができます。必要に応じて医師の指導を仰ぎましょうね。

筋肉の伸縮がダイエットに与える影響

ダイエットを考える際、多くの人が食事制限や有酸素運動に焦点を当てがちです。実は筋肉の伸縮もダイエットに重要な役割を果たす要素の一つです。では、筋肉の伸縮がダイエットに与える影響を見てみましょう。

筋肉の伸縮とは?

筋肉の伸縮とは、筋肉が収縮(縮む)と伸張(伸びる)することを指します。これは日常の動作や運動を行う際に起こる自然な現象です。例えば、歩く、走る、重い物を持ち上げるなどの動作の際に筋肉は収縮と伸張を繰り返します。

この筋肉の伸縮とダイエットの関係

□代謝の向上: 筋肉の伸縮によって筋肉繊維が刺激され、これによりエネルギーが消費されます。その結果、基礎代謝が上がり、静止している状態でもより多くのカロリーが消費されるようになります。

□筋ポンプ作用:静脈は表在静脈と深部静脈の2つに分かれ、深部静脈は、静脈血を心臓のほうへ送る重要な役割があります。静脈には弁があり、血液が逆流するのを防いでいます。深部静脈を取り囲む筋肉の収縮・弛緩によって、静脈を圧迫して静脈内の血液を心臓のほうへ絞り出す手助けをしています。これを筋ポンプ作用と呼びます。これが衰えるとむくみの回収作用も落ちます。

□体型の改善: 筋肉の伸縮によって筋肉が成長し、引き締まった体型を作り上げることができます。また、筋肉の収縮差が大きいほど、筋肉繊維の刺激が強く、筋肉内の脂肪の蓄積を抑えることができます。

筋肉の伸縮を活かしたトレーニング方法

ダイエットに筋肉の伸縮を活かすためには、適切なトレーニング方法を取り入れることが大切です。

□モーションストレッチ(動的ストレッチ): 運動前にモーションストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性を高めると同時に、伸縮運動を通じて筋温を上げるので、代謝を活性化させることができます。

□抵抗トレーニング: 筋肉の収縮と伸張を活かした抵抗トレーニング(ウェイトトレーニングや体重トレーニングなど)は、筋肉の成長を促進し、代謝を向上させる助けとなります。

□スタティックストレッチ(静的ストレッチ)、ストレッチ及び、マッサージ、整体:筋肉の伸ばす事を意識したストレッチは、筋肉の柔軟性を保ちます。過度な収縮運動による、筋肉の硬結はマッサージや整体がオススメ。ただし、熱を持っている時は炎症なのでほぐすのはオススメできません。あと、強い力によるマッサージや整体は筋繊維へのダメージが大きい場合もあります。筋肉の伸縮を利用し柔軟性を高める施術や、手による筋ポンプ作用を促すオイル系施術などオススメです。

まとめ

筋肉の伸縮は、ダイエットにおいて重要な要素です。適切なトレーニング方法を取り入れることで、基礎代謝の向上や脂肪燃焼の促進、体型の改善などを実現できるでしょう。過食を防ぐことや有酸素運動だけでなく、筋肉の伸縮にも注目して取り組んでみましょう。

先日、お客様で「フットサルをやっていた時は脚も細かったのに。」というお客様がいらっしゃったので、今回の記事を書きました。柔らかい方が筋肉の伸縮差が大きいので、ケガ予防だけでなく、ダイエット目的の方も筋肉を柔らかくしましょう!

※この記事では、筋肉の伸縮がダイエットに与える影響や、その活かし方について紹介しました。ただし、具体的なトレーニングやアドバイスについては個々の健康状態や目標に合わせた専門家の指導を受けることが重要ですよ。

夏の終わりとサッカーへの思い

明日で小学校の夏休みもいよいよ終わりを迎えることとなりました。(東京都では。)

昨日来てくれたお客様は小学生。サッカーに対する情熱がすごくて、いつもボールを追いかけています。

当店には、筋肉痛のケア、上半身や股関節の柔軟性のアップと、オスグット予防の為に定期的にきてくれています。

「とうとう、夏休みが終わるね?」と帰る時に聞きました。

すると、「サッカー三昧の日々が終わると思うと残念すぎます。」と悲しそうに答えてくれました。

今年は暑すぎて、外に出るのが億劫になりますが、そんなの関係なし。暑さより、情熱の方が熱いのでしょうか。あまり気温を感じていない様子。これも青春でしょうか。何かに夢中になり、強い気持ちを持つと、環境にも勝ちますね。ただ、熱中症予防に努めてくれた、ご両親やクラブの方々のサポート努力は計り知れません。本当に、まっすぐな気持ちの少年を支えてくださりありがとうございます。

夏休みが終わり、涼しくなると(早く気温が下がって欲しいです・・・。)サッカーのパフォーマンスも上がると思いますし、新学期が始まると同時に、サッカーへの情熱も新たなステージに進化するはずです。新しいチームメイトや対戦相手との出会いも、これからの楽しみの一つです。練習や試合を通じて、さらに成長し、技術を磨いていく道が待っています。

夏休みが終わるのは残念ですが、その先には新たな冒険と挑戦が待っていますね。そんな少年を見ていると、私も元気をもらえます。

私もこまめな水分補給をしながら、自分の「目標」に向かい、強い気持ちを持って、この暑さに勝っていきたいと思います。

アイスを食べると下痢になる方へ

こんにちは、皆さん!

「アイスを食べると下痢になってしまう。」というお客様がいたので、今日はこれについてお話しますね。

漢方では、青みがかかった紫色の舌は、血行が悪くて、冷えもある時になるとされます。しかも、胃腸の障害も疑う事例なので、急に冷たいアイスが体内に入ると、体温を維持をするホメオスタシスが働き、「早く、体外へ排出しなくては」と下痢を引き起こすのかもしれません。

生理的にみても、舌が紫色になることは、一般的には「アイスアクレーター」と呼ばれる現象です。これは、冷たいアイスクリームや飲み物を摂取した際に、舌の表面の血管が収縮して血流が一時的に減少することによって起こります。その結果、舌の表面が一時的に紫色に変色することがあります。

紫色の舌が下痢を引き起こす理由は、舌の血管が収縮することによって、消化過程に一時的な影響を及ぼすことにあります。消化過程は体内のさまざまなプロセスが連携して行われるものであり、血流の変化はそのバランスを一時的に崩すことがあります。これによって、食べ物が十分に消化されず、腸内での過程が乱れることがあり、下痢を引き起こす可能性があるのです。

まとめると、アイスを食べる前から、冷房や冷たい飲み物の過剰な摂取により、体内では「冷え」を感じていたからかもしれません。

対策法としては、冷たい飲み物の過剰な摂取は控えることです。

とはいえ、今年はとても暑いので、冷たい飲み物による、体温上昇を抑える効果も捨てがたいところもあります。

ですので、冷たい飲み物でも、一口など、少量ずつこまめに飲みましょう。

アイスも一緒です。どうしても食べたい時は、一気に食べるのではなく、少しずつ食べましょう。「ゆっくり食べていては溶けてしまう!」と心配な方は、少量のアイスを買いましょう。そして、よく噛んでから飲み込みましょう。

産後の骨盤ケアと妊娠中の骨盤

まず、骨盤矯正について書きますね。お医者さんに「骨盤は歪みますか?」と聞くと、大半は「歪みません。」と答えると推測されます。それは、医学用語に「骨盤矯正」という言葉が無いからです。事故などで骨が変形してしまった場合は「骨」が歪んでいるので、「骨盤が歪んでいる。」と言えます。

なので、お客様に「骨盤が歪んでいる」と言われると、私は「骨盤が左右違う位置になっているのですね。」と答えています。そうです。骨盤に関与する筋肉のクセや収縮により、位置が変わります。それにより、可動域にも変化が生じるので、骨が動かないと感じるようになります。施術では、筋肉の柔軟性を回復させ、収縮により骨の位置が変化しているのを修正していきます。

では、妊娠中の骨盤の変化とはどのようなものなのでしょうか。

それは、女性の骨盤腔内にいる胎児の産道を確保するために、骨盤腔内を広げようとリラキシンというホルモンが出てきて、骨盤関節部の靭帯が緩くなってきます 。産後はその役割が終わるため、オキシトシンというホルモンにより緩くなった靭帯が数ヶ月かけて戻ろうとします。オキシトシンは「幸せホルモン」と言われますが、分娩時の子宮を収縮させます。この作用から、陣痛促進剤などに使われます。このホルモンにより数か月で戻ろうとします。

これは、出産における骨盤の変化なので、お医者さんも「骨盤の歪み」とは言えないと思います。そして、骨盤ベルトなど、何もしないでも、自然に回復するのが医学的な考え方のようです。

但し、出産を複数回あって、戻りにくくなった。分娩時の骨盤にかかる負荷が大きく、尾骨などが変化する方も若干います。聞いた中で一番ひどいケースは骨盤の骨折で、1年間寝たきりという方がいました。

ただ、これはまれなケースです。

施術していて感じるのが、妊娠期の姿勢のクセや、育児での前のめり体勢の多さ、体操やストレッチなど、筋肉の伸縮による柔軟性の回復ができていないため、「骨盤が広がった」という位置になってしまったケースがほとんどです。筋肉の柔らかさが復活してくると、骨盤の状態が回復してきます。そして、妊娠前や妊娠中に意識出来なかった箇所を押すことにより、脳や体に覚えてもらうと、「骨盤が締まった」と感じるようになります。

ここで、「骨盤が広がった」という理由を書きますね。

骨盤が後傾すると、骨盤上部が開いて、下部の坐骨が閉じてきます。これを仙骨の起き上がり運動とか仙骨のカウンターニューテーションといいます。あと、背中を丸くすると大腿骨が内旋し、太ももの骨の一部の「大転子」の位置が体の横に位置するため、「骨盤が広がった」と感じるようになります。

子宮を支える構造として、子宮頚部や膣に付着する靭帯、骨盤底筋群による子宮支持装置。子宮円索、子宮広間膜、固有卵巣索、卵巣提索などの子宮懸垂装置。膀胱子宮靭帯、子宮頸椎横靭帯、仙骨子宮靭帯からなる子宮支帯で支えている。

妊娠期の姿勢の悪さや運動不足やクセにより、これらの負荷が増え、その周りの筋肉などの負担が増え、硬くなることがある。これが、出産後も硬く、骨盤が戻りにくくなっていると感じやすい原因の一つとなっている。

近年の妊婦さんのお腹が大きいと聞いたことはありませんか。昔は「お腹の中は男の子なのかな。」など言っていましたが、姿勢が悪い方や、筋肉が弱い方が増え、胎児の重さに耐えきれず、前方に出てしまっている。しかもそれにより腹直筋離開が多くなっていると、セミナー時に助産師さんから聞きました。

実際に骨盤などに触れると、筋肉が硬く、緊張度合いが強いです。

なので、できれば、妊娠前から姿勢などのケアをした方が、妊娠中や産後のお悩みは減ると思われます。妊娠中でも、安定期が入ったら、動かれる範囲で、ストレッチやヨガをした方が、産後のケアにつながりますし、出産の際にも、楽な分娩につながる可能性があります。

今、妊娠中の方は、ウォーキングやストレッチを心がけましょう。

今はとても暑いので、決して無理をせず。室内でできるストレッチやヨガをしましょう。深呼吸をしながら行うと、筋肉も柔軟性が上がりますし、気持ちもリラックスできますよ。

産後の方は、出産時の疲労が回復し、睡眠がある程度確保できるようになったら、ストレッチなどを再開してくださいね。そして、体を持ち上げる時にお尻の穴を締めるスクワットなどもオススメです。

「骨盤が締まっている位置」にする施術もオススメですよ。

https://megurukarada.com/

ストレッチに適した時間

「ストレッチは何秒やりますか?」急に質問から入りましたが、皆様いかがでしょうか?

毎日暑すぎて、運動する気にもなりませんよね。

実際に、筋肉が硬くなっているお客様が増えています。

外でウォーキングや運動ができない分、室内でストレッチなどして、筋肉の柔軟性を保ちたいものです。

ストレッチの語源は「strakjana」とされ、「伸ばす」という意味。英語の「straight」と同じ語源とされる。

なので、調べると、いわゆる「ストレッチ体操」と「伸縮性のあるもの」の他に、「競技場などの直線コース」という意味もある。

この「ストレッチ体操」の事に書きます。

なぜ、「ストレッチ」の言葉に複数の意味を書いたというと、この「ストレッチ体
操」にも種類が複数あるからです。

大きく分類すると、「スタティックストレッチ(静的ストレッチ)」と「モーション
ストレッチ(動的ストレッチ)」があります。

「ストレッチ」と聞いて、多くの方が思いつくのは「スタティックストレッチ(静的ストレッチ)」です。静かに伸ばすストレッチです。こちらは筋繊維を伸ばして、柔軟性を高めるもの。「モーションストレッチ(動的ストレッチ)」は筋温を上げ、関節可動域を広げるものです。

今日は「スタティックストレッチ(静的ストレッチ)」について書きます。

もう一度お聞きします。「ストレッチは何秒しますか?」

このスタティックストレッチ(静的ストレッチ)は1回における時間が大事になってきます。お客様にお聞きすると、「5秒」という時間が多かったのです。これは効果的な時間ではありません。よく体育の授業やTVなどで30秒というのを聞きませんか?これには理由があります。

それは「伸張反射」です。

筋肉が受動的の伸ばされると脳は「縮め!」という信号を送ります。これは、本来、ケガ防止の機能です。誰かから急に押されると、筋肉に力が入り固まってしまいますよね。もし、これがなければ、頭が吹っ飛び、大ケガにつながります。(大げさに書きましたが・・・。)この「伸張反射」から切り替わり、筋肉に「伸びろ!」と信号を送るには7~8秒、伸ばし続ける必要があります。なので、スタティックストレッチでは、20~30秒が理想です。

スタティックストレッチは継続的にすることで、効果が発揮してきます。なので、1日だけやるのではなく、4日は継続的にやりましょう。3日を過ぎると習慣化する確率が増えます。

あと、このストレッチは就寝前がオススメ。副交感神経が優位になりやすいので、寝つきが良くなります。ゆっくりと深呼吸をしながら、「伸ばす!」ではなく、「伸ばされる~」という意識でやるのがコツです。この画像は手の力で「伸ばす!」ではなく、腕の重みで「伸ばされる~。」とストレッチしているものです。

今年は夜も暑く、寝苦しい日が続いております。「深呼吸×ストレッチ」で気持ちを落ち着かせ、体力・気力の回復をしましょう。

■補足

スタティックストレッチのオススメは就寝前です。

ではなぜ夜か。通常の運動前には大きい影響は出ないとは思いますが、試合前はスタティックストレッチだと適さないことが多いからです。理由の一つは「リラックスしすぎるから」。戦闘モード、試合モードになるには交感神経も必要です。副交感神経が優位になりすぎると集中できない可能性があります。二つ目は「筋肉が力を発揮するのは収縮する時だから」。筋繊維が伸びていると、収縮するまでに時間がかかるので、パフォーマンスが下がると言われています。

その点、モーションストレッチ(動的ストレッチ)は交感神経に刺激が加わるので、運動前に最適です。やる気が出ないときに、腕をぐるぐる回すと、「なんかやる気が出てきた気がする。」と感じるのではないでしょうか。

春に盛り上がったWBC。観ていた時に「メジャーリーグでは準備運動でストレッチはしない。ゴムチューブの方が早く体が温まるじゃないか。」という解説を聞いたような気がします。実際に、日本のプロスポーツ選手で、試合前にスタティックストレッチストレッチをする人はかなり少ないと推測されます。

状況に応じて、適したストレッチをしましょう。例えば、起床時は寝ている間に縮こまった筋肉をグーっと伸ばしてから、腕をぐるぐる、手足ブラブラと揺らす。日中の休憩入りたてはスタティックストレッチ。最近は酷暑なので、しっかり体を休ませ、仕事に戻る前はモーションストレッチ。入浴後、就寝前にはスタティックストレッチをする。

今年の暑さは体力の消耗が激しいです。例年以上に体のケアをしていきましょう。



今年は暑い!猛暑における養生。

こんにちは。めぐるからだです。

今年の夏は暑いですね。35℃以上になる時もあります。天気予報を見ても、高温の日が続くのでいつも以上に体の事を考えないと、調子を崩してしまいそうです。ということで、今回は夏の養生について書きますね。

■冷やす

体にほてりを感じる時のオススメは、夏野菜。身体の余分な熱を冷ましてくれます。

ゴーヤみたいに苦い味は、暑い時にダメージを受けやすい「心」も助けます。

※室内にいることが多く、冷房が効きすぎて寒さを感じる方は「散寒」作用がある、しそ、ショウガ、ねぎ、山椒などを取り入れてくださいね。

■潤いを与える。

こまめに水分摂取をしましょう。のどを乾いてから飲むのではなく、できれば、外出時は15~30分おきに、室内では1時間おきに少量づつ飲みましょう。1回の摂取では200~250ml程度しか水分を吸収しないと言われています。一度に大量摂取すると胃腸に負担をかけますし、食欲が減退します。

あと、漢方には「酸甘化陰(さんかんかいん)」という言葉があります。「酸味と甘味を一緒に食べると「陰」と化す」。「陰」というのは「陰液」の事で、漢方でいう「血」と「水」の事。酸味と甘みを一緒に摂ると陰液を生じさせ、体を潤すという意味となります。汗で失ったうるおいを補います。酸味と甘味が一緒になった果物がオススメです。キウイとか、ブドウとか、レモンと蜂蜜の組み合わせとか。

■できれば昼寝をする。

暑く、汗が大量に出た時は「気」が大量に消費します。体で感じる以上に疲労感が出ます。昼寝ができる環境であればしましょう。できなくも、お昼休憩時に1分程度、目をつむるなどしてください。

■できれば朝に酸っぱい物を食べる。

「酸味」には収斂作用があります。汗の出すぎを抑え、「気」の大量消費を抑えます。

中国では、「酸梅湯」というのを夏になると飲まれます。甘酸っぱい味で汗の出すぎを抑え、体に潤いを与えます。日本にも「しそジュース」がありますね。暑くなると飲みたくなります。体が欲しているからでしょうか。暑すぎる夏を「梅」のパワーで乗り切りたいと思います。

「こまめ」ってどのくらい飲めばいいの?

本日、東京では熱中症警戒アラートが出ていますね。
こまめに水分を摂取しましょう。

ところで、「こまめ」って何?。
漢字では「小忠実」と書きます。ますますどうすればいいのかわからなくなります。

では、今回は理想の「こまめ」を書きますね。

1回の水分補給で、体内に吸収できる水分量は200~250mlという情報があります。これはコップ一杯分ぐらいです。意外とすくないですよね。一気に500mlのペットボトルを飲み干しても、全てが体内に吸収できているかは定かではないのです。

東洋医学では一日の水分摂取量は1~1.5lが適量とされます。
一日を考えてみます。朝6時起床、夜9時就寝とします。活動時間は15時間。2時間おきにコップ1杯摂取すると、およそ1.5lになります。コップの半分(100ml)にすると1時間おきになります。

これが計算上の「こまめに水分を摂る」です。
ただし、運動量や気温などで、汗などによる体外へ出る水分量が、刻々と変化します。

今年の夏は暑く、猛暑日になることもあります。汗が大量に出てしまいます。外出時や運動時には、喉が渇く前に、15〜30分毎に1口飲むなど、少量ずつ回数を増やし水分を摂りましょう。
そして、食事前の大量摂取は食欲が減少します。食事の前は少し控えた方が、食べる量が増え、エネルギー摂取ができますよ。

※こちらの文章はホットペッパービューティーでお客様の送信したメルマガの内容に補足した文章を記載しました。

メルマガでは定期的に薬膳や漢方情報を発信しております。ご来店された事があるお客様で、もし届いていない場合は、一度、ホットペッパービューティーのアドレスが迷惑メールフォルダに入っていないか確認していただけると幸いです。

暑い!クーリングと熱中症予防。

今日はとにかく暑い!熱中症が怖いですね。


今回のブログではクーリングをお伝えします。

熱中症を予防するためには、水分補給、塩分補給。そして、体を冷やすことが非常に
重要です。

熱中症、または火照った体を冷やすための方法、クーリングを紹介します。



クーリングとは、冷罨法ともいいます。

寒冷刺激を皮膚表面に与えることにより、血管・循環器系、筋肉・神経系に作用し、
急性疼痛の緩和、急性炎症の緩和、止血などの効果が期待できるので、捻挫などのケ
ガなどに使われます。

熱の放散の作用もあるので、熱中症などにも効果があるかもしれませんが、皮膚から
の寒冷刺激で短時間で体温が下がるかわからない部分もあります。熱中症になり、具
合が悪い場合は早急に病院へ行きましょう。それまでの応急処置や熱中症予防におい
てクーリングは考えた方がいいようです。

冷やす部分は後頭部、鼠径部、腋窩、頸部など大きな動脈のある部位。または背部と
いった体幹付近を冷やします。できれば氷嚢など、すぐに温度が上昇しないものがい
いですが、コンビニや自動販売機で購入したての冷たいペットボトルでも代用できま
す。予防には首に冷やしたタオルや濡れたタオルを巻くと熱中症のリスクは減りま
す。

最近では、体温を調整するAVA血管という特殊な血管がある、手掌(手のひら)を冷
やすと深部体温が下がるといわれてきています。暑い時は冷たいペットボトルを持つ
のもいいですね。

今回はクーリングについて書きましたが、熱中症は水分補給や塩分補給が大事です。
そして、忘れがちなのはいい睡眠をすること。できるだけ疲れを翌日に持ち越さない
ように、お風呂などしっかりと入り、疲労回復と自律神経を安定させてくださいね。



シソ茶

こんにちは!めぐるからだです!

連日蒸し暑いですね。体調崩していませんか?

最近お出ししている冷たいお茶が「おいしい!」と評判です。

そのお茶が「シソ茶」。

薬膳では、シソは温性。体を温める性質を持ちます。暑い時期は冷たい飲み物がおいしいですよね。でも冷房などで体が冷え過ぎている場合、体調を崩すこともあります。そこで、その冷やし過ぎを緩和する為にシソ茶をお出ししています。

シソの効能は解表、散寒、行気、寛中、安胎、解毒。寒気が来た時や吐きそうだったり、胃の不快感や食欲不振にいいとされます。この時期は胃がもたれたり、食欲不振が起きやすい時期。その防止や緩和の為に今シーズンの冷たいお茶は「シソ茶」をお出ししております。

温かいお茶は、香ばしくて好評な「黒豆玄米茶」をお出ししております。

漢方で「脾」は、西洋医学的には消化器官。食べ物を消化して、エネルギーに変える所です。この「脾」は湿気に弱く、ダメージを受けやすいとされます。

玄米は薬膳で「補気健脾」。「脾」を健やかにして、「気」を補います。この玄米に、「血」を補う黒豆とのブレンド茶です。

真夏では熱中症が怖いので、こまめな水分摂取が必要です。しかし、清涼飲料水やスポーツドリングなど、糖類が多く入っているの飲み物を一度に大量に摂取すると、満腹感が起き、食欲不振になったり、だるさが起きたりします。

外出時やスポーツ時など、高温かつ大量の汗をかいた時は、速やかなエネルギー補給やイオンバランスの調節をした方がいいので、これらの飲料水も多いですが、こまめに少しづつ摂取しましょう。

室内で冷房がきいていて、運動などしてないときは、お茶がオススメ。何かに集中している時は、水分摂取を忘れるので、こまめに摂取することを忘れないでくださいね。

体に冷えを感じたりしたら、ゆっくりをお風呂に入り、心身ともにリラックスをしましょうね。