枸杞の実

太陽が気持ちいいですね!いい天気!

少しずつコロナによる制限も緩和してきて、正直嬉しいです。子供との遊び方も変わってきて、少し遠くの公園まで行ったり、友人親子と久しぶりの再会したりとか楽しいことが前以上に増えてきました。このまま、収束に向かってくれるといいですね。

めぐるからだはオープンして以来ずっと、施術後のお茶に「枸杞の実」を入れているのですが、今回表参道のドラッグストアフィトリートさんで購入した枸杞の実を使い始めました。

この赤い実、とっても優秀な生薬です。生薬名は「枸杞子(くこし)」、補血・補陰薬として使われます。血を補い、体に潤いを補います。めまいや立ちくらみ、目のトラブル、肺燥による慢性の咳のある方、不眠気味の方におすすめです。

めぐるからだでお茶を飲む時はどうぞこの実も全部食べてくださいね。

お知らせです。めぐるからだは明日24日から26日までの3日間お休みします。ご予約の際はご注意くださいね。27日(金)から通常営業いたします。

季節の恵み-ヤングコーン!

先日大渕がマルシェで買ってきてくれたヤングコーン。山梨県甲府市の「きみひめ」という品種だそうとってもフレッシュで美しい!

ヤングコーンは鮮度が命ですから、フレッシュのものは買ったその日に食べたい!皮付きのまま、オーブンで数分焼いて食べました。甘くて、サクサクしていて、美味しい!

そして、ヤングコーンのこの美しいシルクのような髭は捨てないで!というのも、この髭こそすごい薬効を持っているからです。漢方では南蛮毛(なんばんげ又はなんばんもう)という名前で、生薬名は玉米須(ギョクベイズ)と言い、利水薬として使われるのです。むくみがある方にはおすすめ。「とうもろこしのひげ茶」というもの有名ですよね。

さっとボイルしてお味噌汁に入れてもいいし、スープの具にしたり、炒め物にしたり。私は、オーブンで焼いて皮だけ剥き、髭付きのまま食べちゃいました。甘くて美味しいですよ。3歳の息子はそれを見て目をまん丸にしていましたけど(笑)ヤングコーンは美味しそうにたべていましたよ。

また来月の太陽のマルシェにもくるみたいですよ〜。5月6月しか食べられない貴重な旬の食材。皆様も是非お試しください。


参鶏湯を作るときの注意点

少し疲れが溜まっている時や季節の変わり目、夏バテした時などに作っている参鶏湯(サムゲタン)。昨夜久しぶりに食べたくなって作りました。最近はキットも充実していて手軽に作れるようになりましたね。高麗人参を単独で買うとなると高価だし、売っているところがなかなか見つけられないので、全て揃っているキットはとってもありがたいです。

餅米はキットの中に入っていたので、赤米を少しだけ足してみました。このお肉は築地の鳥屋「港や」さんのカブトで、胸肉と手羽先の部分です。お腹に餅米やらニンニクやらを詰め込むという本格的な作業をしなくてもぜーんぜんいいのです。お鍋の中で一緒になれば!

ただし、あれこれと食材を足すのは少し待ってください!参鶏湯というのは滋養食です。そして参鶏湯に欠かせない高麗人参は補気の代表と言ってもいいくらいの補気食材、体に元気をつける特効薬のような食材です。

良かれと思って「大根」などの「瀉の食材」つまり「いらないものを除く」食材を入れない事。高麗人参と大根はとっても勿体無い組み合わせなのです。

こんな書き方をすれば「大根」が悪者のように聞こえますが、決してそういう事を言っているのではなく、参鶏湯に入れるのは違うという事。薬膳というのは、中医学理論に基づいて一定のルールに従って、目的に合わせ、食材を組み合わせます。せっかく元気をつけようと参鶏湯を食べるのに、そのお料理がしっかりと力を発揮できない材料かつ調理方法だと本当に勿体無い。

食材の持つ性味というのは知っていると本当に役に立ちます。日々それを実感しています。

ちなみに、築地の鳥屋「港や」さんでカブトを買うときに、お店のおばちゃんに「さばけるの?」と聞かれ「大丈夫です!」って答えると、おばちゃんが「まあ、だいたい丸鶏なんて、コノヤローって言いながら切ればなんとかなるよ!」と。最高に面白くて大好きな鳥屋のおばちゃんです。おすすめですよ〜

春の食養生

連日沢山のご予約本当にありがとうございます!今週もどうぞよろしくお願いします。

花粉飛んでますね…。店内はお鼻も気持ちもスッとするようなアロマを噴霧しています♩マスクスプレーも用意していますので必要な方はお使いください。

先日、インスタのストーリーで春の食養生について少しだけ書きました。

春の苦味には、冬にたまった体の老廃物や毒素を排出するなどのデトックス効果が高いと言われています。

旬は短いです。春の苦味、香りを堪能しましょう〜。

本日もお待ちしていますね!

気血を補う黒キクラゲ

薬膳を学び始めてからよく買うようになった食材があります。

「黒キクラゲ」

乾燥の黒キクラゲはもちろん、鮮度の良いものであれば“生”の黒キクラゲも。毎月勝どきで開かれている太陽のマルシェにとってもいい生黒キクラゲを販売するお店があります。『甲州キクラゲ大臣』さんの生黒キクラゲは肉厚でプリップリ、とっても美味しい!山梨県甲州市大和村の清らかな水で栽培されているそうです。

産後から意識して摂っていた『黒い食べ物・赤い食べ物・血を補う食べ物・腎を補う食べ物』。黒キクラゲは気血を補うので産後の虚弱にはとてもオススメの食材。そして、白キクラゲも黒キクラゲも体(特に肺)を潤してくれる食材。乾燥はお肌だけでなく、臓器にもあること。キクラゲは体の中も外も潤してくれます。歳をとるにつれて徐々に潤いがなくなっていくのは避けられないのですから…。

黒キクラゲはチャプチェにしたり、スープや中華サラダにしたり、卵とトマトで炒めたり。甲州キクラゲ大臣さんのキクラゲで調理すると食べ応えもあるし、本当に美味しいです!皆様も是非♩あ、生のキクラゲは必ず火を通して食べてくださいね。

麹生活♩

我が家の麹生活。毎日少しづつ摂る事で腸内環境の改善が期待できます。それが免疫力アップに繋がります。

我が家では塩麹は手作り。そして次は「トマト麹」にチャレンジ!

ずっと塩の入っていないトマトジュースを探していたのですが、昨日いつも行く築地の八百屋さんに美味しそうなトマトジュースを発見!塩も入っていない!

できた!1週間から10日発酵させたら使えるそうです。甘みが出て、きっとやさし〜い味のトマトケチャップのような感じになるはず。楽しみ♩

そして最近料理に使い始めた「甘酒」。単純に砂糖の代わりに使っています。昨夜は甘酒とゆず酢で即席の「白菜なます」をつくりました。箸休め的な感じで、1品あれば嬉しいさっぱりしたおかず。

白菜をザクザクきって塩少々を振ってしばらく置きます。水分をしっかりきったら甘酒とゆず酢(米酢でもok!)と塩で調味。大葉の線切りと炒った白胡麻を混ぜれば完成です。ちなみに白胡麻は「炒る」という一手間を加えれば一段と美味しくなります。本当は少しだけすり鉢で剃りたいところですがそこははぶきました。

今回は白菜でやりましたが大根や蕪でやっても美味しいです。是非やってみてください!

免疫力を上げてこ!

オミクロン株の感染力がすごいです。。マスクもして、アルコール消毒も徹底して、やることはやっている。ここは、基本に戻って免疫力をさらに上げていくしかないと思っています。

日々の食事に旬の野菜と発酵食品を用意して、よく噛んで食べることを意識しています。腸内細菌を整えるために善玉菌の餌になるものをしっかりと摂る。発酵食品やオリゴ糖は腸の善玉菌を育てます。発酵調味料の中でも特に好きな「塩麹」。混ぜて揚げるだけ。漬けて焼くだけ、和えるだけでなーんでも美味しくなるスーパー調味料。我が家は手作りです♩3歳息子のためにも日々の食事は私がとても大事にしていることです。

写真左下の茶色いのは母お手製の醤油麹。これまた美味しい!

そして毎朝のマヌカハニー。喉の抗菌。※1歳以下のお子様へのハチミツは禁忌です。

オミクロン株の勢いが早く収まりますように。

食養生〜胃腸回復〜

ここ最近続いた「食べられない」というお悩み。コロナで生活スタイルや働き方が変わったのも理由の一つかもしれません。さまざまな「変化」が知らないうちに大きく体に影響しているような気がします。

「以前より食べられない」「体重が減っていく」「食べたくても食べれないので太れない」というのは深刻です。胃腸の回復、立て直しをしないといけない状態。

おすすめした食材は「山芋」。山芋は「山薬(さんやく)」という名前の生薬にもなる食材で、補気の代表食材です。消化に負担のかからない『すりおろし』で食べるのがいいです。そして、基本温かい状態で食べることをおすすめします。胃腸の働きを高めてくれます。

その他にはキャベツやアスパラ、ブロッコリー、大根、白菜、鶏肉、豆腐、もち米、卵etc、もおすすめ。こちらも、「温かく、柔らかく」して食べるのが基本です。避けたい調理方法は、「揚げる、炒める」、避けたい食べ物は「冷たい、刺激物、甘い、油もの」。胃腸の調子が良くなってきたなと思うまでは、「温かく、柔らかいものを」少しづつ、よく噛んで食べることをおすすめします。

そして、適度に体を動かすことが必要です。

先日いただいた富山の加積というリンゴ。妊娠中でまだ施術が受けられないにも関わらず、わざわざサロンまで届けにきてくれました!

1日1個のりんごで医者入らず

って言葉ご存知ですか?我が家にはいつもりんごがあって、風邪で咳や出たり、子供の発熱時にはりんごが大活躍。りんごも薬膳的には『健脾(消化器系の働きを正常にする)』食材。沢山のりんご、本当にありがとうございました!ふ〜塩も美味しい!

本日も皆様のご来店おまちしております!

季節の変わり目、喉の違和感に板藍根茶

土日は沢山のお客様にご来店いただきありがとうございました!美味しい差し入れまでいただき、本当に嬉しかったです。築地松露のたまごサンド。優しい甘さとお客様の気持ちが体に沁みました。絶品なので築地にお出かけの際は是非!

さてさて、季節の変わり目、風邪の初期症状対策の質問をいただきます。この季節、朝起きたら喉が痛いなんて事あるんじゃないでしょうか。

我が家では、数種類のお茶と漢方薬を常備していて、初期の段階で改善させるように心がけています。で、朝起きたら喉が痛い、という時におすすめのお茶をご紹介します。

板藍根のお茶

喉の痛みや熱、インフルエンザの予防におすすめです。炎症を抑え、解毒してくれます。風邪薬などのお薬ではないのでご注意を。

旬の食材 栗の薬効

栗!

昨夜、我が家では今年初めての栗ご飯。3歳の息子にとって初めての栗ご飯。とっても美味しそうに食べてくれました♩

甘い栗。性味は甘で、温めます。そして、補腎の食材。冷えによる足腰のだるさがある方、年配で難聴や耳鳴り、頻尿などの症状のある方にはオススメの食材。また、お腹が冷えて慢性的に下痢している方にもおすすめ。健脾の働きも期待できます。

ただし美味しいからと言って食べ過ぎは注意。といっても、どれくらいが適量なの?食べ過ぎってどれくらいの量?っておもいませんか?

健康に良さそうだからっておやつで食べるローフードのナッツだって、カロリー高そうよ?って…

栗の1日の適量は3〜6個ですって。小粒とか大粒とかで量は変わりますが、大粒の栗で3〜6個。お茶碗1杯の栗ご飯に6個くらい入ってるし(汗)一応知っておいたほうがいいかなと思って書いておきました。ちなみに胡桃の1日の適量は5〜10グラム、2〜3個ですって。栗も胡桃も補腎の働きがあるので、老化防止にはいいかなと思って意識して摂っているのですが量には気をつけたいと思います。

なんでも食べすぎ、飲み過ぎ、やり過ぎ、には注意ですね。