新潟産、じいちゃんの作ったカリフラワー!

少し前に新潟に帰省してきました。まだまだ暖かく感じる東京とは違い、もうダウンジャケット必須の新潟。すでに紅葉も終わりかけ、でも綺麗なところもあって最高でした。

おじいちゃんの畑では冬野菜が沢山収穫期を迎えていて、息子がとっても楽しそうに大根を引き抜いていました。いい経験ができて私たちも嬉しい!

子供の顔よりも大きな綺麗なカリフラワー!図々しく2株いただき、東京へお持ち帰り。

カリフラワーの性味は「平/甘辛」、健脾・補腎・和胃。胃の働きを正常に整える働きがあります。胃の調子が悪い方、食欲不振の方、胃腸のエネルギーが足りない方におすすめの食材。こういう方には、柔らかく煮込んで食べる調理法をお勧めします。

そしてこのブログでも何度も言っている「補腎(ほじん)」、補腎の食材です。腎のエネルギーは補充し続けなければいけません。私たちも40を過ぎてから特に補腎食材を積極的に取り入れて、というか毎食摂るように心がけています。食養生というのは積み重ねですから。

ところでこのでっかいカリフラワー、どうやって食べたかというと、我が家はみんな胃腸の調子がいいので今回はチーズフリットに!衣に粉チーズとパセリを混ぜて揚げるだけ。(胃腸の調子が悪い人は、揚げるという調理方法は✖︎)あと、ツナときゅうりとカリフラワーでサラダに、大豆と豚肉とカリフラワーでチリコンカン風に。あとはポタージュ

それでもまだまだあるカリフラワー。いろんな料理にして旬のお野菜を、じいちゃんが作ったお野菜を味わいたいと思います。

寒くなったらシナモン入りのスープ♩

ぐっと寒くなってきましたね〜。いきなり冬が来たような感じ。最近急に寒くなったので夕飯も温まるメニューばかりです。昨夜は「スペアリブと蓮根のスープ」を作りました。秋冬のスープにはシナモン(パウダーではなくシナモンスティック)を隠し味に加えるのが我が家の定番です。味に深味が出て、それでいてとっても体が温まります。

温める作用が生姜以上と言われる「シナモン」。性味は『熱/甘辛』でかなり体を温めます。指先の毛細血管の血行まで良くするので、冬になるとしもやけができるという人にはおすすめです。※ただし妊婦さんは控えた方がいいです。

ちなみに生姜も体を温めるのですが、生姜の温め作用は「散寒(さんかん)」で、字の如く「寒さを散らす」、例えば風邪のひきはじめのゾクゾクする寒気や、冷たい外気にさらされて体の表面が冷える時にその寒気をとり”温める”という感じ。

このスープ、味付けは塩だけなのに豚から出る出汁とシナモンのおかげでとっても濃厚でコクのあるスープになります。蓮根は半分すりおろしで入れることで自然なとろみが出ていい感じ。

豚肉は気血を補い、補腎します。4つ前のブログにも書いた『腎』。冬は特に腎のエネルギーを失いやすいので、補腎は大切です。そして、これからの乾燥の季節に積極的にとりたい蓮根。肺を潤し、さらに胃を元気にします。蓮根のかわりに大根でもよさそう。痰が絡んだ咳をしている人は蓮根より大根の方がおすすめ。大根は炎症をしずめて痰をとります。

簡単でおいしく、温まるスープ、ぜひ作ってみてください!

乳酸発酵の「阿波番茶」

いつのまにか8月も後半、なんだかもう秋の空気を感じますね。36度超えの毎日を「暑い!暑い!」と言いながら過ごしてきましたが、終わってしまうとなると「え?もう終わり!?」なんてさみしくなります。まだまだプール遊びもしたいし、花火はしてないし、素麺もスイカも2回くらいしか食べてないし。

今日は「処暑(しょしょ)」。大渕先生はこの二十四節季をとても大事にしていて、カレンダーに必ず書いています。そうやって季節の移り変わりを感じ、それに伴い養生も一度見直すようにしているのです。

処暑とは、「厳しい暑さも峠を越えましたよ〜、暑さも和らいで過ごしやすくなりますよ〜、台風の季節の到来ですよ〜、備えてくださいね〜」の季節です。

先日実家の徳島から「阿波番茶」が届きました。とても珍しい乳酸発酵のお茶です。小さい頃は冷蔵庫に必ずあってガブガブ飲んでいました。今となっては、高級なお茶になってしまいましたが、ありがたいことに定期的に送ってくれます。阿波番茶の中でも、那賀町(旧相生町)の相生番茶は希少価値が高いそうです。そんな相生番茶を、期間限定で茶葉がなくなるまでのお出しいたしますね。

そろそろ、カラダも秋の準備です。秋の乾燥に備えて潤して、その先の冬に備えて温めていきましょう。

山梨からのお届け物!

先日友人から届いたピッカピカの桃!!!!

山梨、中西農園さんの「一宮水密(いちのみやすいみつ)」という品種らしいです。皮まで食べられるそうで、瑞々しく、とっても甘くて美味しい!!!

桃といえば、果物の中でも数少ない「温性」食材。さくらんぼとライチも温性、からだを温めます。そしてたっぷり水分を含んでいる桃は、私たちの体も潤してくれます。喉の渇きや夏バテに適している果物。気血を補ってくれます。

残りあと2つ。味わって食べたいと思います。

清熱にスイカ!

今年はじゃぶじゃぶ池や区営のプールも通常営業しているのでお休みの日に水遊びするのが楽しみな息子。じゃぶじゃぶ池だと屋根もない。炎天下夢中になって水遊びしている息子は水分補給や休憩も全くしない!こちらは熱中症が心配で…。うちに帰ると、やはり体は熱っているし、なかなか汗がひかないことも多いです。そんな時はやはり「清熱」作用のあるあのフルーツ!

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参考にしてくださいね!

3連休は休まず営業致します。皆様是非ご利用くださいね。

暑い日に嬉しい常備菜〜ゴーヤ編〜

暑くなりましたねー。今日は夏至。一年で昼の長さが一番長い時季です。夏の暑さの本番はこれからですが、暦的には明日から秋に向けて少しずつ日が短くなっていきます。

ここ数日暑くて、体が欲するものも変わってきました。さっぱり、酸っぱい、辛い、のを好んで作っているように思います。この時期の常備菜を一つご紹介します。

「ゴーヤのレモンマリネ」

ゴーヤ好きですか?

我が家は夫婦揃って大好きです。そして調理するときに苦味を取るための作業は一切しません。この苦味がいいのに。

苦瓜(ニガウリ=ゴーヤ)の薬効は「清熱」、体にこもった熱を冷まします。夏の火照りや熱中症、夏バテ予防にとってもおすすめの食材。あと、熱性の吹き出物や腫れ物、口内炎にもいいです。ビタミンCや葉酸も豊富なお野菜。

このゴーヤのレモンマリネ、是非夏の時期の常備菜にしてほしいです。冷蔵庫にあるととってもうれしいおかず。我が家はこれが大好き。ただし、冷え症状の強い人や慢性の下痢のある人は✖︎。ゴーヤの五性は「寒」、かなり冷やします。

まずゴーヤ1本を薄くスライス。塩を軽く振ってしんなりさせます。10分程度置くと水分が出てくるので固く絞ってボールに入れます。砂糖を大さじ1くらいざっとふりかけ、手で揉みます。そしてレモン汁1/2個分(ノーワックスレモンで、半分は薄スライス。)顆粒和風だしの素小さじ1、ナンプラー小さじ2くらい、スライスしたレモンを合わせてジップロックで密閉。味を染み込ませるため半日くらい置いてください。

↑こんな感じかなとつくっているのでちゃんとした分量ははかっていません。なのでお好みで調味料を追加してください(笑)苦味を取る工程を入れないので苦いですよ!苦いのが嫌な人は、ゴーヤをスライスした時点で水に30分くらいさらすといいです。

夏の常備菜、まだまだたくさんありますのでまた紹介しますね!

先日の父の日に、4歳になったばかりの息子が書いた似顔絵。いつのまにかこんなに上手に描けるようになっていて感激しました。鼻と口の間に黒いてんてんがあるのー(髭のこと。。)といって、そこは一生懸命書いてました笑

梅雨時期のおすすめ食材は「豆」

昨日お客様にいただいたインド出張のお土産、ダルカレー!現地では有名なレトルトカレーだそうで、インドカレー好きにはたまらなく嬉しいお土産!特にダルカレーは本当に好き。なかなか美味しいダルカレーには出会えないので、食べるのが楽しみですw

そして、梅雨時期のおすすめの食材はズバリ「豆」です。梅雨時期の湿度は胃腸にダメージを与えます。最近胃腸の調子が悪いという方が本当に多いです。季節がらというのもあるのでしょうけど、弱っている胃腸に「揚げ物、冷たいもの、生物、甘いもの、脂質」は追い討ちをかけます。胃腸は弱っているけど、食欲はあるから元気をつけるためにガッツリ食べようというのは悪循環です。

この時期に豆がおすすめというのは、豆類は「健脾(字の如く、脾=消化機能を健やかにする)」するものが多く、さらに体内の水分バランスを整える働きのあるものが多くあります。

お茶で飲むのが一番手軽ですが、料理にするなら柔らかく煮込み、温かくして食べられるものがいいと思います。思い浮かぶのはスープでしょうか。

我が家では、いろんな種類の乾燥豆を時間がある時にそれぞれボイルしておき、汁ごと小分けにジップロックにいれ冷凍してあります。使う時は冷蔵解凍し、スープにしたり煮物に入れたり。便利ですよ!

乾燥豆は一晩水で戻し、たっぷりの水で豆が柔らかくなるまで煮るのですが、豆は必ずは煮汁ごと冷ましてください。そしてこの煮汁には旨味がたくさん出ていますので、是非この煮汁は捨てないで使いましょう!ミネストローネや煮込み料理にこの煮汁を使うと格段に味が良くなります。プロの味に近づきますよ。

枸杞の実

太陽が気持ちいいですね!いい天気!

少しずつコロナによる制限も緩和してきて、正直嬉しいです。子供との遊び方も変わってきて、少し遠くの公園まで行ったり、友人親子と久しぶりの再会したりとか楽しいことが前以上に増えてきました。このまま、収束に向かってくれるといいですね。

めぐるからだはオープンして以来ずっと、施術後のお茶に「枸杞の実」を入れているのですが、今回表参道のドラッグストアフィトリートさんで購入した枸杞の実を使い始めました。

この赤い実、とっても優秀な生薬です。生薬名は「枸杞子(くこし)」、補血・補陰薬として使われます。血を補い、体に潤いを補います。めまいや立ちくらみ、目のトラブル、肺燥による慢性の咳のある方、不眠気味の方におすすめです。

めぐるからだでお茶を飲む時はどうぞこの実も全部食べてくださいね。

お知らせです。めぐるからだは明日24日から26日までの3日間お休みします。ご予約の際はご注意くださいね。27日(金)から通常営業いたします。

季節の恵み-ヤングコーン!

先日大渕がマルシェで買ってきてくれたヤングコーン。山梨県甲府市の「きみひめ」という品種だそうとってもフレッシュで美しい!

ヤングコーンは鮮度が命ですから、フレッシュのものは買ったその日に食べたい!皮付きのまま、オーブンで数分焼いて食べました。甘くて、サクサクしていて、美味しい!

そして、ヤングコーンのこの美しいシルクのような髭は捨てないで!というのも、この髭こそすごい薬効を持っているからです。漢方では南蛮毛(なんばんげ又はなんばんもう)という名前で、生薬名は玉米須(ギョクベイズ)と言い、利水薬として使われるのです。むくみがある方にはおすすめ。「とうもろこしのひげ茶」というもの有名ですよね。

さっとボイルしてお味噌汁に入れてもいいし、スープの具にしたり、炒め物にしたり。私は、オーブンで焼いて皮だけ剥き、髭付きのまま食べちゃいました。甘くて美味しいですよ。3歳の息子はそれを見て目をまん丸にしていましたけど(笑)ヤングコーンは美味しそうにたべていましたよ。

また来月の太陽のマルシェにもくるみたいですよ〜。5月6月しか食べられない貴重な旬の食材。皆様も是非お試しください。


参鶏湯を作るときの注意点

少し疲れが溜まっている時や季節の変わり目、夏バテした時などに作っている参鶏湯(サムゲタン)。昨夜久しぶりに食べたくなって作りました。最近はキットも充実していて手軽に作れるようになりましたね。高麗人参を単独で買うとなると高価だし、売っているところがなかなか見つけられないので、全て揃っているキットはとってもありがたいです。

餅米はキットの中に入っていたので、赤米を少しだけ足してみました。このお肉は築地の鳥屋「港や」さんのカブトで、胸肉と手羽先の部分です。お腹に餅米やらニンニクやらを詰め込むという本格的な作業をしなくてもぜーんぜんいいのです。お鍋の中で一緒になれば!

ただし、あれこれと食材を足すのは少し待ってください!参鶏湯というのは滋養食です。そして参鶏湯に欠かせない高麗人参は補気の代表と言ってもいいくらいの補気食材、体に元気をつける特効薬のような食材です。

良かれと思って「大根」などの「瀉の食材」つまり「いらないものを除く」食材を入れない事。高麗人参と大根はとっても勿体無い組み合わせなのです。

こんな書き方をすれば「大根」が悪者のように聞こえますが、決してそういう事を言っているのではなく、参鶏湯に入れるのは違うという事。薬膳というのは、中医学理論に基づいて一定のルールに従って、目的に合わせ、食材を組み合わせます。せっかく元気をつけようと参鶏湯を食べるのに、そのお料理がしっかりと力を発揮できない材料かつ調理方法だと本当に勿体無い。

食材の持つ性味というのは知っていると本当に役に立ちます。日々それを実感しています。

ちなみに、築地の鳥屋「港や」さんでカブトを買うときに、お店のおばちゃんに「さばけるの?」と聞かれ「大丈夫です!」って答えると、おばちゃんが「まあ、だいたい丸鶏なんて、コノヤローって言いながら切ればなんとかなるよ!」と。最高に面白くて大好きな鳥屋のおばちゃんです。おすすめですよ〜