ホットヨーグルト!

最近、友達と健康について話す機会が多くなりました。そういう年齢になったようです。お客様とも「健康のためにやっている事」について話すことが多いです。

我が家は相変わらず菌活を続けていますが、去年から毎朝の習慣にしていることがあります。それはホットヨーグルト。去年「腸内環境」に関するセミナーにいくつか参加して、そこでやはり乳酸菌やビフィズス菌の継続的摂取が重要であることを実感したのがきっかけです。

そもそも朝から冷たいヨーグルトを食べるのはどうなのかと思っていたし、お腹が冷える感覚があったし、なんか気が進まなかったヨーグルト。でも嫌いじゃないし、むしろ食べたいけど…。そんな話を知人に話すと「ヨーグルトあっためてみれば?」と。

ホットヨーグルトかー、ヨーグルトは食べたいんだし、冷たいのが嫌ならこれしかないかと始めてみたら意外とイケる!菌が死なないくらいの温度40度以下目指して温めるなら、量にもよりますがレンジで30〜40秒。

そこに我が家は蜂蜜漬けにしたレモン(ノーワックス)をのせて食べています。蜂蜜レモンを切らしたときは、バナナなどのフルーツの時もあるし、ナッツ&ハチミツの時もあります。美味しく、続けていますよ。健康法は人それぞれだし、合う合わないがありますので参考まで!

ちなみにビフィズス菌は大腸にしか住めなくて、乳酸菌は小腸にいます(大腸には1%くらい)。

北京のお土産

先日里帰りしていたお客様からいただいたお土産。

左の方は北京の伝統的なお菓子で、名前を忘れてしまったのですが黒糖の味がするクッキーのようなお菓子!とっても美味しかったです。

右は山楂子(さんざし)。以前働いていたサロンで初めて食べて知った食べ物です。少し酸味のあるバラ科の赤い実で、消導薬(消化を助ける)として漢方薬にも使われる植物です。消化不良による食欲不振や食べ過ぎの時にいいです。

個包装されたお菓子のようですが、「お腹がすいた〜!」と言って食べるものではないです。山楂子はお肉を食べすぎた時や胃もたれする時などの少し食べるといいのです。※妊婦さんは禁忌です。

いつも貴重なものをありがとうございます。地域の伝統的な食べ物はとても興味深く、勉強になります!

花梨発見!!

先日子供と月島第一公園に行ったら、テーブルの上に大量の黄色い果実が置いてありました。30個くらい。遊びに来ていた子供達がどうやら集めたみたいで。近づいて匂いを嗅いでみると「花梨(カリン)」でした!

第一公園のブランコの近くに花梨の木があったの知ってました?もう何年もこのあたりに住んでいて、何度も来てるのに初めて知りました。

綺麗なものなら持って帰りたいくらい!

花梨と言えばのど飴。私も何度か咳止めや風邪の予防でシロップ漬けを作った事があります。花梨は咳を鎮める作用があります。特に乾いた咳にとてもいいです。秋のフルーツには咳に良いと言われるものたくさんありますね。梨や柿、枇杷もそうです。梨は特に有名で、肺を潤し、咳を抑えます。痰が絡むような咳が出る時は花梨や柿よりも梨がいいですよ。空咳の時は花梨や柿!

花梨の話に戻りますが、花梨と言えばのど飴と言いましたが、実は疲労回復にもいいフルーツなのです。疲労回復に役立つクエン酸をたくさん含んでいます。この季節、シロップ漬けやジャムを作っておくといいですね。※生食はできないので注意ですよ!とってもいい香りがするので思わずかじりたくなりますが、絶対にダメ。青酸中毒を起こす可能性があります。

野生のクレソンは味が濃い!

昨日は雨風強かったですね、皆様大丈夫でしたか?

今日紹介するのは「クレソン」です。先日、清澄白河の「野菜のちから」さんでクレソンを購入しました。

味が濃くてビックリ!この野菜のちからで体が洗浄されているかのようでした。

この辛味の成分は「シニグリン」。殺菌効果があるみたいです。あとはビタミンやミネラルが豊富。嬉しい野菜ですね

薬膳では平肝、清熱、潤肺、活血、利水の効能があるとされ、ほてりやイライラ、血の滞りや咳にいいとされます。また、クレソンは動物性脂肪の消化を助けます。

春野菜は苦味のあるものが多いですよね、例えば、タラの芽やウド、春菊、菜の花etc。この苦味に、余分な熱を除き、解毒する働きがあります。春は陽気が高まって、体の中の熱も上へ上へと上がっていきます。環境の変化も多く、ストレスも多く感じる方が多い春。そんな時に苦味の野菜が助けてくれます。

ところで清澄白河の「野菜の力」さん。値段は少し高めですが確実に美味しく、野菜の味がちゃんとする野菜を買うことができます。珍しいお野菜も多く、楽しいです。オススメですよ〜

我が家の定番メニュー!

築地三栄商会さんの豆や穀物が大好きな我が家。

寒いと温かいものが食べたいし、しっかり野菜も摂りたい、というわけでよく作るミネストローネ。野菜も沢山摂れるし、穀物や豆類も入れて煮込めばさらに栄養価がアップしますね。豆が嫌いでも、スープの中に入っていて他の野菜と一緒に食べるのは大丈夫って事もありますよね

5歳の息子はまだまだ生野菜を食べるのが苦手なんですが、ミネストローネは大好き!スープの中に入って入るお豆もだいすき。ミネストローネを食べた日は立派な排便もあります。煮込みの仕上げにタイムやバジルなどのハーブを香り付けに加えると美味しいですよ!

そう言えば!

東京都の元気キャンペーン、3/31までだったのに3/23(土)に短縮されたようです。予算オーバーですって。土曜日までに来店予定の方は是非ペイペイで!

節分は豆まきで邪気を払う

今週の土曜日、2月3日は節分ですね。

皆様は節分でどういう思い出がありますか?

私の故郷の新潟では、煎り豆ではなく、落花生を投げていました。雪の中でも見つけやすかったです。

落花生は薬膳的にみると、潤肺、止咳、和胃、通乳、通便、生肌。から咳や食欲不振、便秘や肌荒れにいいとされます。薄皮ごと食べると補血や止血の作用があるので、貧血気味や目を酷使する方にオススメです。

さて、豆をまくことで邪気を払い、吉を招くとされています。

豆まきをすると、爽快感がありますね。ストレス発散や、日常使わない筋肉が動かすことによりほぐされ、血行が良くなったことも要因だと推測されます。

当店でも、整体やアロマオイルトリートメントで、お客様の筋肉を柔らかくし、血行を良くすることで、疲れという邪気を追い払い、爽快感を感じていただけるよう今週も施術させていただきます。

まだ寒い季節ですが、風邪などひかないように体を温めてくださいね。

アサリはアクアパッツァでバランスをとる

先日、アサリが食べたくなり、築地に行きました。

何故かというと、今年も潮干狩りに行きたいなと思い、ゴールデンウィークの潮の状態を見ていたからです。これは去年の写真。楽しかったな~。

アサリは薬膳的に見ると、怒りっぽくなっていたり、頭に血が上りやすいと感じた時にいいとされます。冷静、落ち着きたいになりやすいのです。

この「寒」の食性は火照っている時にはいいですが、この寒い時期には体にこたえるかもしれません。

そこでアクアパッツァはいかがでしょうか?

「水が狂ったように煮えたぎった」というのが名前の由来。加熱することで、「火」の「気」が入りますし、「寒」の食性を中性に戻します。

それでも体が冷えそうと感じる時はムール貝も入れてはいかがでしょうか?「温」の食性を持ちます。そして、鯛もおすすめ。「微温」の食性を持ちます。

東洋医学では、「腎」は冬にダメージを受けやすいとされます。ムール貝も鯛も「腎」に、とてもいい食材とされます。

今は白菜が安いので、鍋を食べる機会が多いかもしれません。でも、飽きてきたかなと感じていたら、たまにはアクアパッツァはいかがでしょうか?

玄米っていいの?

こんにちはめぐるからだです。

先日、お客様から「玄米っていいの?」という質問がありました。

栄養面で考えると、精米して白米にしたときに失われる栄養素であるビタミン、ミネラル、食物繊維、抗酸化物質が豊富に含まれています。なので、栄養の補給する点では優れています。

薬膳で考えると、補気、健脾、利水、安神、補肝腎、化痰の効能があり、倦怠感や脚気、便秘や情緒不安、耳鳴りやめまいにいいとされます。但し、脾胃虚弱者には慎重に使用するとされています。それは、消化に良くないからです。なので、胃腸の調子が悪い時は控える。もしくは白米と混ぜる。または、玄米を炒ってから使用するのがオススメです。

あと注目するのは「フィチン酸」。発芽する前の玄米に含んでいます。これには鉄分など、ミネラルの吸収を妨げる働きがあります。偏った食事で栄養補給が不安定な方は気を付けた方がいいです。ただ、バランスよく食べている方はそこまで心配しないでもいいです。むしろ抗酸化物質ですし、有害重金属を吸着し排出するとされています。

これまで、玄米の懸念する要素をお伝えしましたが、もともとは、発芽して、また稲になり、お米になる。この種の保存の為にあるものです。人間にとっては消化しにくいですが、玄米にとっては、身を守るため。「フィチン酸」は発芽するための物質。鉄分などを吸収することによって、芽が出て、稲になります。玄米も生きるために頑張っていると思うと愛おしく感じます。

まとめると、栄養面や薬膳面では、健康の維持に有効だと思います。ただし、極度な貧血、ならびに胃腸の調子が優れないときには控えましょう。

里芋をすすめる3つの理由

昨日、徳島から里芋が届きました!ありがとうございます!

里芋は紀元前に中国から渡来、または太平洋諸民族から渡来したなど諸説ありますが、お米よりも古くから食べられていたといわれています。里芋ってすごいですね。

里芋は美味しさだけでなく健康にもすごいところがあります!以下は里芋の健康に関するいくつかのポイントです:

■食物繊維が豊富: 里芋には消化を助け、便秘を予防するために重要な食物繊維が豊富に含まれています。中でも水溶性食物繊維が多く含まれ、腸内環境や免疫の維持に役に立つといわれています。

■カリウムが豊富: 里芋はカリウムを多く含みます。体内の余分なナトリウムを排泄するので、むくみや高血圧の予防にいいといわれている。

■カロリーが低い: 低カロリーでありながら、食物繊維が満腹感をもたらすので、ダイエットにも適しています。

薬膳で考えると、帰経が脾と胃。効能は和胃、調中、化痰、消腫、軟堅、解毒。便秘や消化不良、むくみ、しこりが気になる時にいいとされます。

「食欲の秋」と言われますが、たまには満腹感をえやすい里芋で胃などの消化器官を労わり、濃い味の料理が続いていたのであれば、カリウム効果で余分なナトリウムを排泄し、むくみを軽くしましょう。

乾燥の季節に生落花生

最近見かけると思わず買ってしまう生落花生。前回塩茹でして食卓に出すと、「美味しいね!美味しいね!」と言ってパクパク食べてくれた5歳の息子。かたいピーナッツとは全く違う食感、柔らかくて甘くて子供も食べやすいみたいです。

今回は八角や山椒を加えて塩スパイス茹でに。これも美味しい!ちょっとスパイシーだけど、強めな風味にはしていないので子供も食べれそう。

少し空気が乾燥してきて、朝起きると空咳が出てしまいます。さらに乾燥が進むと、お肌もカサカサに。生落花生はそんな乾燥にいい食材。肺の乾燥で空咳、大腸の乾燥で便秘、お肌の乾燥etc、肺や大腸を潤してくれます。

脾にも働きかけますので、脾気虚症(一つ前のブログ参照)や食欲不振の方にもおすすめ。※少しずつ、よく噛んで!良かれと思って、食べ過ぎ注意。

食べる時は薄皮も是非一緒にね。薄皮には補血養血(血を補い養う)作用があります。

本当に、つくづく、季節がちゃんと体にあった食材を用意してくれますね。感謝。