関節とベビーカーの話

今日は太陽のマルシェですね!今月のテーマは「温活マルシェ」ですって!体温が上がると免疫力も上がるので、楽しみなテーマです。

さて、今回のブログは関節の話。どうしてこのテーマにしようと思ったのかというと、ある出来事があったのです。

先日、ある事情により、ベビーカーが新しくなりました。押してみると驚き!前に進む!でも、滑らかに進み過ぎて、ついついスピードが上がり過ぎちゃいました。やっぱり新しい物は違いますね^_^

この滑らかに進んだ理由としては、タイヤの接続面がキレイになった事と、潤滑油が機能したのだと思います。この接続面。人間でいえば関節ですよね。ここが滑らかになると身体を動かしやすくなり、軽くなり、パフォーマンスが上がります。

では、どうすれば関節面は滑らかになるのか。

強い負荷で関節が削れてた場合は手術などの分野になるので、どう関節部分に栄養を送る、潤滑油を巡らすかについて書きます。

関節は骨の先に滑りやすくする軟骨がついています。この軟骨と軟骨の接地面を包むように、関節包という袋が形成されています。そこに潤滑油の役割をはたす液体が入っています。

この潤滑油を軟骨の接地面に送るには身体を動かす。骨を動かす事により潤滑油が巡ります。

では、軟骨に栄養を送り、再生を促すにはどうしたらいいのか。

ここでイメージして欲しいものがあります。それは片栗粉です。片栗粉に少量の水分を含ませます。勢いよく押すと反発し、ゆーっくり押すとグニョ〜っと手が沈んでいきます。軟骨もこのような性質があります。走るなど、地面からの振動が急スピードで来る時は、軟骨はゴムのように反発力を生みます。しかし、正座などゆっくりと関節を曲げる時は、柔らかい性質となります。その時、スポンジのように水分を出しながら凹みます。そして、曲がった関節を戻すと潤滑油が軟骨に含ませます。この関節にある潤滑油は、滑らかな動きをさせるだけでなく、軟骨の栄養分ともなります。

文章が長くなりましたが、適度な運動や、ゆっくりと動かすヨガやストレッチは、関節に対してもいい事だという事です。

今年は暖冬で、例年よりも運動しやすい状況です。この土日、軟骨を元気にさせませんか?すると、身体を動かすのが楽になってきますよ!