筋肉痛からの回復

こんにちは、めぐるからだです!今日は、筋肉痛からの回復についてお話ししたいと思います。

昨日まで住吉神社例大祭がありました。宮神輿、各町内のお神輿や山車など、大人から子供まで「わっしょい!」と大きな声をあげ、町全体が活気にあふれていました。

祭りが終わり、片付け作業が進んでおりますが、参加した皆様、筋肉痛になっていませんか?

運動や活動の後に感じる筋肉痛は、勲章のような感じもあり、成長と強化の兆しでもありますが、効果的な回復が重要です。一緒に快復への道のりを探ってみましょう。

まず、痛い場所に日焼けとは違う熱を感じていて、動かすと激痛を感じる場合は、筋肉痛ではなく、肉離れや筋断裂なども考えることもできます。早く病院へ行きましょう。

今回は筋肉痛について考えます。

医療が進化した今でも筋肉痛のメカニズムは100%解明できたというところまでいってません。

過度な動作により、筋組織に微細な損傷が起き、炎症反応が起きます。すると血管から「ブラジキニン」という物質が放出されます。すると感覚神経の感受性を高め、伸ばしたり、押されたり筋肉に刺激が加わると、脳に「痛い」という信号を送り、痛いと感じるようになります。

この「ブラジキニン」は苦しみを与えているだけではありません。神経成長因子や神経栄養因子を作ることに作用します。あと、血管を拡張し、回復させるために作用しているという説もあります。

では、どうやって、通常よりも早く筋肉痛を感じなくするのかというと、「ブラジキニン」を発生しなくてもいい状態までに筋組織を回復させるということです。それには、栄養である血液の循環を良くするという大事です。

1. モーションストレッチとアクティブリカバリー

筋肉痛を和らげるために、ストレッチやアクティブリカバリーを行うことが役立ちます。スタティックストレッチ(静的ストレッチ)は筋繊維を伸ばす。そして、筋肉の緊張をほぐすことが目的です。筋肉痛時は伸ばされると痛いので、いつもよりゆっくり伸ばしてください。筋肉痛を和らげるには筋肉を伸縮させ、血流を良くすることがいいです。ですので、モーションストレッチ(動的ストレッチ)の方がオススメ。方法がわからない場合は、軽い散歩などをしましょう、痛みがない程度に筋肉を動かすことで血行が促進され、痛みを緩和します。部活などの合宿などで、早朝散歩しませんでしたか?早起きによる精神的修行というより、アクティブリカバリーが目的だったと思います。

2. 水分補給

適切な水分補給は、筋肉痛からの回復を助ける重要な要素です。運動中に失われた水分を補給し、体内の老廃物を排出することで、筋肉の回復を促進します。

3. 栄養バランスの摂取

健康的な食事は、筋肉の回復と成長に欠かせません。タンパク質を豊富に含む食品(鶏肉、魚、豆類など)を摂取することで、筋肉の修復が促進されます。また、ビタミンやミネラルも大切です。

4. 休息と睡眠

筋肉痛を克服するためには、十分な休息と質の高い睡眠が欠かせません。体が疲れているときは、無理に活動を続けるのではなく、休息をとることを心がけましょう。睡眠時には、細胞を回復するホルモンが出ます。良質な睡眠は筋肉の修復や成長に不可欠な要素です。

5. 整体、アロマや温熱療法

筋肉痛を和らげる手段として、整体やアロマオイルトリートメントや温熱療法(温水浴)を試してみることもおすすめです。これらの方法は、筋肉の緊張をほぐし、血流を促進して痛みを軽減する助けとなります。ただし、強すぎる力で押したり揉んだりすると、傷ついた筋組織のダメージを、より悪化させる可能性があります。ただ揉みほぐすのではなく、代謝物質や老廃物を筋肉組織から排出し、きれいな血液を流し入れることが適していると理解している施術者に頼みましょう。

今日が二十四節気で「立秋」。住吉神社例大祭が夏の終わりを告げ、暦上では秋に入りました。まだまだ暑く体調崩しやすいですが、筋肉痛から早く回復して、元気に過ごせるようにしましょう!