除菌と抗菌の違いとは。

東京は今日にも梅雨入りするかも。とうとうこの季節がやってきましたね。「今しかない!散歩するには!」思い、昨日、住吉神社に行きました。すると、立派な梅の実がなっていました。

食中毒や熱中症予防に重宝する梅干し。これから季節、意図的に食べていきたいと思います。

さて、今回のブログ。マスクなどにも「抗菌」という文字を見かけます。薬局やドラッグストアに行くと、「除菌」や「滅菌」という文字もあり、わからなくなってしまいます。そこで、どういう意味なのかを調べてみました。

大きく2つに分類されます。

◾️細菌を殺す。→滅菌、殺菌。

◾️細菌を殺さない。→抗菌、除菌。

(※学術用語として、もともと「抗菌」とは、微生物に対する殺菌や増殖抑制を含めたもの。つまり。これら4つとも含まれていた。しかし、1998年、通商産業省が抗菌加工製品における抗菌とは、当該製品の表面における細菌の増殖を抑えること」とガイドラインに定義されたため、製品における「抗菌」は「細菌の増殖を抑制するものとする。)

ではもう少し掘り下げてみます。

◇滅菌

薬局で「滅菌ガーゼ」がありますよね。全ての微生物やウィルスを全滅させる事をさします。日本薬局方では微生物の生存の確率が100万分の1以下にすることによって「滅菌」と定義しており、ほぼ微生物などいないということになっています。非常に厳しい基準ですね。

◇殺菌

菌を殺すこと。微生物やウィルスは死滅させるが、どの程度なのかは明記されていない。(※「消毒」だと、害の無い程度まで減らすという意味になります。)薬事法に関係していて、医薬品や医薬部外品には使用できるが、洗剤などの雑貨扱いの製品には使えない。

◇抗菌

菌の繁殖を抑えるもの。(※カビ、黒ずみ、ヌメリは対象外。)JIS(日本工業規格)では、通常の製品と抗菌加工した製品を比べた時に、表面の細菌が100分の1以下だった場合、「抗菌作用がある」として製品化できるとされている。

◇除菌

菌を取り除くこと。菌を死滅させるものではない。手洗いも除菌作業であり、清潔な物でテーブルを拭くのもそうである。

新型コロナウィルスのより、「菌」や「ウィルス」という言葉に敏感になってしまいます。なので、これらの商品を選びがちになるし、どれにしようか迷ってしまいます。

今回は「手洗い」について書きますが、WHO(世界保健機関)は手洗い時には「石鹸・ハンドソープ」の使用をオススメしています。それは、コロナウィルスなど、ある一定の構造をしているウィルスに有効だからです。アルコール消毒について書いたブログでも書きましたが、このウィルスは外膜(エンベロープ)を持ちます。石鹸の分子が皮膚からウィルスを剥がし、外膜を壊し、不活性化させるといわれているからです。これを見ると「殺菌作用」のある石鹸とはかいていません。

あと、泡には、汚れなどを吸い出すように剥がれ落とす役割があります。

「殺菌」などの成分の有無かよりも、しっかりと泡立てて手洗いさせる方が有効と思われます。

ハンドソープの品薄は、少しずつ解消されてきたかなと実感があります。なので、好きな香りの物を選ぶのがオススメです。そして、殺菌作用ということは、手の常在菌も減らし、手荒れの原因にもなり得ます。お悩みの方は、「殺菌作用」でないものを選択してはいかがでしょうか。

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