雨の季節がやってきました。

しっとりと空気が潤う6月がやってきました。いよいよ梅雨の季節ですね。

この時期になると、外から聞こえてくる雨の音も、なんだか日によって違う気がしませんか?

今日はそんな「雨の音」の感じ方と、実際の雨の強さのちがいについて、ちょっとした豆知識をお届けします。

日本語には、雨の降り方を表す擬音語がいくつもあります。たとえば、ぽつんと雫が落ちるような「ポツポツ」は、まだ傘がいらないくらいの弱い雨。静かに降り続ける「シトシト」は、体に当たるとしっかり濡れてくるけれど、やさしい印象の雨です。一方、「ザーザー」と聞こえる雨は、傘をさしても服が濡れてしまいそうな、しっかりとした降り方。

こうした擬音語は感覚的なものですが、気象庁では雨の強さを「1時間あたりに降る雨の量(mm/h)」で数値として表しています。

たとえば、ポツポツと感じるような弱い雨は、0〜1ミリ程度。シトシトと静かに降る雨は、1〜5ミリくらいとされます。ザーザーと音を立てて降るような雨になると、10ミリ以上になることが多く、さらに20ミリを超えるような激しい雨では、視界が悪くなったり、足元がすぐにびしょ濡れになってしまったりします。

こうしてみると、私たちが何気なく感じている雨の「音」や「雰囲気」は、案外、実際の雨量とつながっているんですね。

ところで、梅雨の季節は、雨音に心が落ち着く反面、体はなんとなく重だるさを感じやすい時期でもあります。湿気が多く、気圧の変化も激しい日が続くと、足元のむくみや、だるさ、頭の重さを感じる方もいらっしゃるかもしれません。

そんなときは、足裏から全身の巡りを整えるリフレクソロジーや、オイルを使ってゆったりとリンパを流すアロマオイルトリートメントで、内側から軽さを取り戻したい。

足がふわっと軽くなると、心まですっきりしてくるものです。雨とともにたまった疲れも、この時期にそっと手放して、気持ちよく夏を迎えましょう。今月も、皆さまの心とからだが穏やかにめぐりますように。