気血の巡りに玫瑰花(まいかいか)

1人で出かけると、出先でいろんな生薬を買ってくる大渕先生。先日も当帰や黄耆(オウギ)、党参(とうじん)、金針菜などどっさり買って帰ってきました。私がリクエストしたのは玫瑰花(まいかいか)↓↓↓

漢方では理気薬(気を巡らせる)に分類され、主にお茶やお菓子に使われます。見ての通り花の蕾ですが、これはバラ科のハマナスの花の蕾を乾燥させたものです。

ストレスが溜まって胸腹部が張ったり、食欲不振だったり、生理不順がある時にいい生薬。また、血を巡らし痛みをとるので、頭痛や胃痛、生理痛にも良いです。私はどの症状もないのですが、漢方で習ったものの味わったことがないのでリクエストしてみました。※玫瑰花は妊婦さんは禁忌です。

大渕先生が買ってきたそのほかの生薬、党参(とうじん)と金針菜(きんしんさい)は我が家ではよく食卓に登場する生薬で、比較的使いやすいのでまた機会があればレシピやメニューを紹介したいなと思います。