アルコールによる消毒と手の荒れ

新型コロナ対策の為、アルコール除菌をされている方多いですよね。

菌やウィルスの大きさや構造によって、効果的な消毒方法が変わります。市販されているようなアルコール消毒剤や次亜塩素水は効果的と報告があります。

では、なぜアルコール消毒剤がウィルスに効果的なのか。

今回の新型コロナウィルスはエンベロープウィルスに属します。エンベロープとは外膜。この膜をアルコールがダメージを与えるため、有効とされています。

余談ではありますが、私がアルコール消毒剤を使用する時の話をします。感染したくないという恐怖から消毒するのもありますが、「ウィルスを退治してやる!」と妄想し、「外膜を剥がしてやる!」と視覚的にイメージしながらやっています。その方が、気持ちがスッキリしますよ!

アルコールと手の荒れ

さて、話を戻します。こまめにアルコールで消毒をすると、手が荒れてきませんか?

それは、これらの理由です。

・除菌をしているのは、常在菌にも行っているから。皮膚表面のバリアとして働いている菌も除菌してしまうから。

・お酒を飲むと利尿作用でトイレが近くなりませんか?しかも大量に飲むと脱水症状の可能性も。これは皮膚も似ています。皮膚表面の水分を奪います。しかも、脱脂作用があり、潤いの維持機能が減るから。

やはり、アルコール消毒剤の使用頻度が多い、そして長期間だと手が荒れてきます。

現状では、まず除菌が大事です。30秒手洗い、もしくは二度洗いをしましょう。そして、できたらアルコール消毒剤などでも除菌をした方がいいと考えます。

ただ、保湿もしましょう!ハンドクリームやオイルなどを使用するのがオススメ。しかも、ハンドマッサージなどをしながら行なうとリラックス効果もありますよ!