なぜ流れ星に願うと叶うのか。

「流れ星に願い事をすると叶う。」言われています。星が流れているのは一瞬。願い事を言う前に終わってしまいますよね。なので、その一瞬で、願い事を言えるのは、叶えようとする強い気持ちがあるから。だからその願いは叶うと言われています。

でも、本当?と思うかもしれません。ここで実験です。

今、見えている景色を覚えてください。

そして、目を閉じてください。

さっき見えていた光景を思い出してください。

その光景の中で黄色い物はいくつあるかを数えてください。

では、目を開けてください。

すると黄色い物がより鮮明に、または飛び込んでくるように見えませんか?強く思っている物ほど、脳はそれに関する情報を、より得ようとします。逆に重要じゃない物は情報量を減らす傾向あります。ですので、なんとなく叶えばいいなあという願いならば、その場にチャンスがあっても気づかない可能性が増える。

うちの子供は、アンパンマンに対する気持ちが強い為、大人でも気がつかないような遠くにあるものでも「アンパンマン!」と言って反応します。

あと身近な例として、誰かと喫茶店で話している時、こんな経験はありませんか?BGMで大好きな歌手の曲が流れてきました。これに気づくと、話しているのに、曲を聴こうとしてしまう。結果、話の内容はうる覚え。「話を聞いてるの?」と言われてしまったこと。この曲の前でもBGMの音量は一緒だったはず。でも、脳は話よりも聞こえてくる曲の音量を上げた。

これらを考えると、願いがあったら強く思う。しかも、その願い自体が心地よい、高揚感があるものであるほど、脳は願いに関する情報を探し出してくれる。結果、願いは叶いやすくなる。

例えば、「ダイエットしたい!」と願ったとします。でも、ハードな食事制限や運動をしなくてはなど、「苦」だと思ってしまうと、ダイエットをやめる理由を探し出そうとします。(※ハードな食事制限など、ストイックなことが大好きな人は、このケースに当てはまりません。)

なので、「ダイエット成功したらキレイな服を着る。」など、「ダイエットをする=嬉しいこと、または嬉しいことが起きる」という思いにした方が、ダイエットをやめる理由探しをしません。

さて、今日は「ふたご座流星群」ですって!

この写真は2日前。満月でした。今日はまだ月は明るいので流れ星を目視できる数が減るかも知れません。でも、流れ星を見ると清々しい気持ちになれるので、強い気持ちを持って見ようと思います。

皆さま、流星群を見るときは温かい格好をしてくださいね!