「気」をコーティングして病気を防ぐ

「気」って何?

「気」と聞くと見えないし、怪しい世界に感じますがそんなことないのです。

日本語でも、やる気、元気みたいに「気」という文字を使うので、昔から認識していたと思います。

そして、漢方では、人間の体を構成する3つの要素、「気」「血」「水」の1つとされています。

「気」は生きていく上で、最も基本となる生命エネルギーで、体を温めたり、新陳代謝の促進、血液のコントロールを担っています。その他には「免疫」も担っています。気が張っていたり、集中していると気は何もなかったのに、行事や仕事が終わると、急にだるく、風邪をひいたりしますよね。この「気が抜ける」状態になると免疫が下がると言われています。

ではこの「気」はどうやって増やすのか。

いくつかあります。物質を温めるものって自然界にもありますよね。「太陽」です。太陽を浴びると気の養生になります。(※但し、夏の昼の太陽は強すぎて、気を消耗します。)あと、身体を温めるには運動があります。適度な運動をする事で、気が巡りやすくなります。

食べ物を食べるのも、気の養生です。農作物も太陽のエネルギーなどで「気」を蓄えます。なので、この「気」をいただくということが気の養生です。(※食べ過ぎると、胃腸に過度な負担がかかり、気が消耗します。)

旬の物は「気」のエネルギーも強いので、美味しい物を食べて、朝日を浴びて、適度に運動して、「気」で身体をコーティングしましょう。病気に負けるな!

先日、柿チョコのお土産をいただきました。柿の種にチョコだけじゃ無く、笹だんご風味もコーティング。すごい発想!いつも本当にありがとうございます。