風邪が流行る今だからこそ、よもぎ蒸しを考える。

「体温を上げると免疫力がアップする。」とよく聞きます。でも、実際は「本当?」と思ってしまいますよね。

今回のブログは「体温と免疫」について、もう一度考えてみます。すると、やっぱりよもぎ蒸しは素晴らしい!と感じました。

まずは「体温」について。

誰もが体験したことがあるのではないでしょうか。風邪を引き、熱が出てしまったことが。

体にウィルスが侵入すると、脳は「発熱せよ!」という信号を視床下部に送ります。すると、皮膚の血管を収縮、汗腺を閉じ、熱の放散を抑えます。そして、筋肉を収縮させ、熱を産生します。これが「悪寒」です。熱が出る前にブルブルと強烈な寒気を感じますよね。

これらにより、発熱をした結果、侵入したウィルスや病原菌を弱らせ、繁殖を抑えます。そして、白血球が活発になり、この外敵を食べてしまいます。すると、健康な体へと戻っていきます。

これは風邪などによる発熱。体が自分を守ろうとした結果です。

でも、普段から体温を上げると、免疫は高い状態ということになりますね。

体温を上げるには、運動で筋肉をつけ、基礎代謝の向上によるもの。漢方や薬膳の考えで体を温める食材を増やす。でも、継続的にしなければなりません。

そこで、簡単に体温を上昇させる方法があります。それがお風呂。

40℃のお風呂は20分で、42℃だと10分で深部体温が38℃になります。(※体調や体温、入浴剤、お風呂の大きさにより誤差が出ます)

なので、長風呂がオススメになります。でも、苦手という方もいますよね。

ここで、やっとの出番です。よもぎ蒸しです。

よもぎ蒸しは顔が出ているので、呼吸が楽。そして、当店のよもぎ蒸しマントは手を出すことができます。雑誌やスマホも触ることもできます。ある人は、テキスト、ノートを出して勉強をしていました。そうなんです。長時間でも過ごしやすいのです。しかも、よもぎ香り成分でもあるシネオールやカリオフィレンがリラックス効果があり、優雅に過ごせます。

もともと古来から、造血作用、止血作用、血液を浄化する、お肌がスベスべする、体を温める、婦人科系にいい、抗菌作用、抗炎作用があると知られており、とても親しまれてきた薬草です。

このありがたいよもぎで蒸されると幸せな気持ちになります。

もう少し調べてみると、元東京大学伝染病研究所の小島保彦教授が「よもぎには抗がん作用がある」と発表したことがあるそうです。

全員が1日にがん細胞が300〜5000個できると言われています。でも、自己免疫でやっつけています。風邪のウィルスもそうですが、体温を上げることにより、外敵を倒しやすくしています。

風邪の引き始めは、よもぎの足湯をオススメしている方もいます。

この風邪が流行る今だからこそ、よもぎ蒸しをしてみませんか?