アロマテラピー

  • 最近読み終えた本。

これ、とても面白かった。漢方の「気血水」の「気」を脳内の神経伝達物質として捉え、それに対して作用する精油を掛け合わせて治療するという内容です。言葉にすると、とても難しいのですが、本ではわかりやすく説明してくれています。

神経伝達物質というのは、セロトニンやノルアドレナリン、ドパミンとたくさんありますね。とてもとても簡単に説明すると、「セロトニンがたりていなくて体の不調を起こしている人にセロトニンを増やす精油を使ってトリートメントすれば、、」という内容。

例えばセロトニンは睡眠や食欲、情動にとても関わっている神経伝達物質。また、血圧の調整や体温も。私達セラピストは医者ではないので診断はできないし、してはいけないのですが、参考にまで知っておくのにはとてもいい情報です。

まだまだ「香りと臭覚」は未知な部分がたくさんある世界ですが、医療の世界では大注目の分野であることは確実です。

当店のお客様の中にも、アロマセラピーを生活に取り入れるようになってから自分の気持ちに大きく変化があり、香りに救われたとおっしゃる方がたくさんいます。「本当に効果があるのかしら」というネガティブな考えで始める方には効果が半減すると思います。まずは効果なんて考えずに、好きな香りを楽しむという感じで始めてみてはいかがでしょう。

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