大豆イソフラボンと更年期

先日の太陽のマルシェで買った「豆」達。

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北海道積丹産の自然栽培の豆類。上から「小豆」,真ん中の緑が「青大豆」,黒いのが「鞍掛豆(クラカケマメ)」といって青大豆の仲間だそう。とっても貴重な豆なんですって。

今日は、更年期とイソフラボンについて。

先日、更年期症状の対策にと「よもぎ蒸し」を受けにきてくれた方
「イソフラボンがいいというから摂ってるけど全く効き目がなの。。」
と。
こういう方沢山いますよね。
ホントによくききます。

イソフラボンはよく女性ホルモンのエストロゲンのような働きをすると言われますが、これはイソフラボンとエストロゲンの化学構造が類似していて、体の中にイソフラボンがはいって来たときにエストロゲンが分泌されたのかと錯覚して体が反応するという事なんですが。
このイソフラボンの一種であるダイゼインという物質が腸内細菌により「エクオール」という物質に変化し、この「エクオール」がエストロゲンのような働きをするのです。
で、で、で、
いくら大豆イソフラボンを摂ったところで、このエクオールに変換できる腸内細菌がなければ意味がないのです。
しかも日本人の50パーセントはこの腸内細菌を持っていないといいます。

まずは腸内環境を整えなければならないのですが、腸内細菌って腸内細胞より多いんです。。
なので、大人になってから、しかも更年期を迎えてから腸内環境を変えるのは非常に非常に難しい。

大豆食品をずっと摂ってきた方はこの「エクオール」に変える腸内細菌が比較的多いそう。私は大丈夫なのかしら。。。

って思う人は、病院で検査もできるようですよ。気になる方は検査を。食生活って本当に大事。そして、温めることと腸内環境活性は切っても切れない関係です。

温めて体温を上げることで自ずと腸内環境も整ってくるのではないでしょうか。