今日寒い。シナモンはいかがですか?

こんにちは!めぐるからだです。

今日は寒いですね。今まで温かかったので、身に染みます。

寒い時のオススメ食材はやっぱり「しょうが」。「散寒」の効能を持ち、体の表面にきた寒邪を散らしてくれます。

今日オススメするのは、この「しょうが」よりも温める力があるとされる「シナモン」です。「シナモン」は「桂皮」として「葛根湯」や「五苓散」など多くの漢方薬に入っています。

「シナモン」は薬膳だと、性味は「熱」。効能としては補火、助陽、散寒、止痛、温経通絡、平衡、降逆などがあります。冷えるが悪化するような不調に対し、温めるパワーに対応していきます。「気」の逆上によるのぼせやめまいと抑えるとされます。

「シナモン」はいいとわかっても、お茶やスイーツ系に使用することが多く、日常的に食べることが少ないですよね。

そこで、本日は料理を一つ紹介します。「カリフラワーのシナモンロースト」です。

材料はカリフラワー。

調味料として、クミン(ホール)大さじ1(エスニック系の味が好みの人は増やしてください)。シナモンパウダー小さじ1。あとは塩コショウで味を調節してください。

「クミン」も温める作用をもち、冷えによる消化不良などにいいとされます。

今週は気温が低い予報です。おでんや鍋がおいしい季節です。でも、違うものが食べたくなったら、こちらを試してみてはいかがでしょうか?

咳の緩和

11月頃、咳喘息に悩んでおりました。

咳で病院に行っても治らず、どうにもならないので、市販の咳止め薬を飲んでいました。それでも収まることがなく、ある薬を試したところ、副作用が如実にあらわれ、ふらふらに。使用量をちゃんと守っていました。量を半分に減らしても副作用が出てしまったので、使用を中止しました。

「これが、咳止めを娯楽に使う目的か。」と実感しました。本当に酔っぱらっている。そして、二日酔いになった感覚でした。

私は使用量を半分にしても、その症状が出てしまいました。なので、過剰な摂取は絶対にやめてください!命の危険があります。

そうこうしているうちに、咳がひどくなりました。

そこで、思い出したんです。

喘息に押すツボがあると。

そのツボと肺の経絡を押しました。そして、胸骨、肋骨周りの筋肉をほぐし、可動域を良くし、位置を調整しました。

すると3日後、8割ぐらいは回復しました。その数日後にはかなり回復しました。

ちょうど病院の薬が変わり、効果が出てきたのもあると思いますが、喉の奥というか胸骨あたりの痒みに似たムズムズ感が劇的に減少しました。

この経験から学んだことは、自分の体に意識的に向き合い、積極的にケアをすることの大切さです。ツボ押しや筋肉を柔らかくすることが、私にとって効果的な治療法となり、同じような悩みを抱える方にもぜひ試してほしいと思います。

背中のツボは押しにくいと思うので、肺の経絡や鎖骨下や胸骨周りをほぐしてみてはいかがでしょうか?

雲で見えないふたご座流星群

こんにちは!めぐるからだです!

期待していた「ふたご座流星群」。雲に隠れてみることができませんでした。

残念。

ピークは過ぎたけど、今日も流れ星、見えるみたい。でも、今日も雲が多そう・・・。断念します。

でも、この「見えるかも!」という高揚感、ワクワクする気持ちって、天体ショーすごいですね。

歳を重ねてくるとワクワク感が減りますが、あと10日ほどの子供のワクワクイベントであるクリスマスに向け、頑張ります!

来週は気温が低い予報です。その備えとして、よもぎ蒸しがオススメ。体の芯が温めておいて、寒邪の侵入を阻止しましょう!

施術例「出産後の骨盤のぐらつき」

こんにちは。今日は「出産後に骨盤がぐらつき、歩きにくい。」というお客様がいたので、この事例を紹介します。

リラキシンというホルモンにより、骨盤や産道を柔軟ににし、出産の手助けとなります。いつまで分泌しているかというと、出産後2~3日程度とされています。そして、影響は1か月程度続いているとされています。なので、定期検診が行われる1か月間、無理はいけません。

なので、産後1か月までの「骨盤のぐらつき」はリラキシンの影響も考えられます。そして、経膣分娩の際の筋疲労や子宮脱による歩行の障害などで「歩きにくい」と感じると推測されます。

今回のケースは産後8か月。いわゆる「骨盤の緩み」による「ぐらつき」の可能性は出産直後よりは可能性が低くなっています。

ここで考えられるのが「トレンデレンブルグ徴候」。

中臀筋が弱化すると、大腿骨を骨盤に固定できずに、遊歩側(足を動かす方)の骨盤が下がり、腰を振るよう歩行になること。

中臀筋が弱くなるほかに、大腿内転筋群が硬くなりすぎたり、大腿筋膜張筋がうまく働かない、足底部の外側加重、運動の間違えた覚え方などによっても、歩行時における骨盤の安定ができなくなります。

今回の施術は、中臀筋と大腿筋膜張筋を緩めるとまっすぐ歩けるようになり、骨盤のぐらつきも自覚できないほどになりました。

出産してから半年経っても「骨盤のぐらつき」を感じる場合は、股関節周りのやお尻のストレッチをしてみてくださいね。妊娠時や出産において、硬直した筋肉や弱化した筋肉が出てしまったかもしれません。適度に体を動かし、筋肉を緩めてくださいね。

施術例「妊娠期の恥骨痛」

妊娠中には体に様々なマイナートラブルが生じます。その一つに「恥骨痛」があります。恥骨は骨盤の一つです。寛骨、仙骨、尾骨で骨盤は構成されています。その寛骨は幼児の時、恥骨、腸骨、坐骨と分かれており、大人になる頃には癒合し、一つの骨となります。

この恥骨にあたる場所には恥骨結合というのがあります。ここに炎症が起こる場合があります。

妊娠期ではなければ、感染症やスポーツなどにより、内転筋群・腹筋群の過度な反復動作による炎症などを疑います。

出産が近づいた妊婦さんなら、胎児の位置が下降してきて、頭部が圧迫する。あと、妊娠期にでる「リラキシン」というホルモンを分泌され、恥骨結合が緩み、出産の準備に入る時に痛みが生じるケースがあります。

ただ、今回、恥骨痛がお悩みのお客様は、週数を考えても、このケースでは可能性が低いと推測しました。

カウンセリングをしていると、横向きでも恥骨部分がかなり痛いということで、とても辛そうでした。

原因はなんだろうと考えているうちに、内転筋群は触れるだけでかなりの痛みがあるというのがありました。そして、動作をしていると腸骨筋が硬く、中臀筋の一部も触れるだけで痛い部分がありました。

妊娠期は腸骨筋を触れることができないので、その周辺である腹横筋と大腿筋膜張筋、痛みを感じる中臀筋と内転筋群を柔らかくすると痛みが気にならなくなりました。

現在、妊娠中で恥骨部分に痛みを感じている方がいたら、まず検診でお願いしている医師に相談しましょう。もしかして問題が起きているかもしれません。診察の結果、異状なしであれば、筋肉を柔らかくすると痛みが和らぐかもしれません。ストレッチなどをしてみましょう。そして、温感タオル(電子レンジなどで温めたタオル)をあててみてください。

今回は恥骨痛における施術をお伝えしました。あらゆる痛みも手技により楽になるかもしれません。一人で悩まずに相談してくださいね。

年末年始の休暇のお知らせ

年末年始の休暇に関するお知らせをさせていただきます。

■年末年始の営業日程

当店では、下記の期間を年末年始の休業とさせていただきます。

〇12月30日(土)まで通常営業

〇12月31日(日)16:00最終受付

〇1月1日(月)~1月3日(水)休業

〇1月4日(木)より通常営業

12月はイベントが多く、ワクワクしますね。

クリスマスも楽しみですが、私(男性スタッフ)は天体ショーが好きなので、ふたご座流星群が待ち遠しいです!12月5日頃から12月20日頃にかけて出現。そして、12月14日前後に極大を迎えます。ちょうどその日は定休日の木曜日!晴れてほしいです。

これは先月の25日に月に木星が接近した時の写真です。息子に伝えてもわかってもらえず、密かに興奮しておりました。

気温が下がり、本格的な冬へとなってきました。ゆっくりお風呂に入って、体を温めてくださいね。

疲れが抜けにくい時は、整体やアロマオイルトリートメントなどでケアをしてくださいね。良い年を迎えることができるように、全力でサポートします!

柚子湯はなぜ入るの?

現在、ゆず精油を集めて、「ゆずフェア」やってます。個性豊かな香りを楽しんでくださいね。

今日は、その柚子について書きます。

柚子湯はいつぐらいから入るようになったのでしょうか。江戸後期の書物には柚子湯について書いたあったそうです。「冬至」を「湯治」。そして、「柚子」を「融通」とかけて、縁起物として入っていたそうです。

この「融通」とは仏教用語の「融通無碍」からきています。「この世にあるものはすべてつながっており、互いに影響を与えている。そして、妨げるものがなく、全てのものが関わり合って調和する」という意味です。この一年「物事が滞りなくスムーズに進む」ように願いを込めてお風呂に入ってようです。

ここ近年、互いに妨げ試合、紛争などが続いていますが、早く、争いのない世界がやってきて欲しいです。

柚子湯には諸説あります。この説だけでなく、邪気を追い払うというものもあります。

漢方では陰陽説があります。冬至とは「陽」が弱まり、「陰」が一番強い日。でも。この日から、「陽」に転化し始めるので、「一陽来復」と呼び、冬至の日を境に運が上昇すると考えられてきました。

邪気は「香り」が苦手。香りの強い柚子を使い、邪気を追い払い、運気や健康を呼び込む準備をしたといわれています。

柚子は古来から使用されていて、身近なものだったと言えますね!

今年は急に寒くなり、体に力がはいりますね。

柚子精油で、「寒さ」をいう邪気を追い払い、「血液」がスムーズに流れるアロマオイルトリートメント、おすすめです。

お客様から温まる心遣い

先日、タイ出張から帰国したお客様からお土産をいただきました。本当にありがとうございます。緑のカラフルな缶がとっても可愛い♩カレーミックスとシーチキン。食べるのが楽しみです。

タイの滞在中、マッサージを受けていましたが、道路の道の悪さや、タクシーなどのぼったくりも多く、重い荷物を持って長い距離を歩き回ったそうです。

最近は「海外に行った」というお客様も多く、お土産話を聞くのがとっても楽しいです。旅行した気分に♩いつも本当にありがとうございます。

アニサキスがいました!

昨日購入した魚にいました。あいつです!アニサキス!

気づいてよかった~!生のままではなく、熱を加えて食べる予定でしたが、いるといないとでは気持ちが違います。

アニサキス症は年々増えてきています。私も4年ほど前に、胃の激痛に襲われ、アニサキス症を疑いました。その時は早朝で病院もやっていなかったので、フェンネルを食べ、1時間後に痛みが治まりました。漢方のセミナーでアニサキス症にはフェンネルが効くと聞いていたので、この方法を試みたのですが、みなさまは、痛みが出てきたら、すぐに病院に行ってくださいね。

アニサキスは寄生虫の1種。食べてしまうと、胃を突き破って逃げようとします。これが激痛の原因。-20℃で24時間冷凍するか、70℃、または60℃で1分加熱すると死滅するみたいです。生で食べるときはよく噛むようにしましょう。

購入時や、調理する時、食べる時に、上の写真のような長くて白い物があったら除去してくださいね。

※厚生労働省もホームページで注意喚起をしてます。良かったらご覧ください。

アニサキスによる食中毒を予防しましょう(厚生労働省)

喉が痛い時に金銀花茶がいかが?

金銀花茶は中国伝統の茶葉で、花びらが金と銀に輝いていることで知られています。日本では「スイカズラ」として知られています。

金銀花は「散熱解毒の要薬」とされています。効能は清熱解毒、涼血止痢、疏散風熱、解暑清熱があり、発熱やのどが痛い時にオススメの生薬です。

薬局で漢方薬の「銀翹散」に含まれています。

この金銀花茶は日本のスーパーでは見かけないですが、中華食材のお店や通販で購入が可能です。私も当店の近くにある「金福物産」で購入しております。店内に日本語の文字が無いので、初めて入る時は緊張するかもしれませんが、慣れると、「こんな食材があるんだ!」といろいろ発見できて楽しいです。ちなみに、お茶コーナーは入口から入り右奥にあります。

この金銀花は、悪寒など、寒気を感じている時は使用をオススメしません。体が熱い、炎症が起こっている時にオススメです。

今年は気温差が大きく、体調を崩しやすくなっています。来週からは最低気温が1桁になる予定です。乾燥もしているので、ウィルス感染しやすくなります。

喉が痛い時などは金銀花茶を飲むのも選択肢の一つとして考えるのもいいと思います。ただし、冷え性で、日頃から寒さを感じている人は、よもぎ茶やシナモンなどで体を温めてくださいね。そして、睡眠時間を確保し、コルチゾールの分泌を少なくさせ、免疫を上げましょう!