膝のケガから復活しました!part4

今回、膝をケガして改めて感じたことがあります。

それは、

体が縮こまると、心も縮こまる

ということです。

膝を痛めると無意識にかばいます。膝が伸びない。すると股関節も伸びない。股関節が伸びないと、体の前側が縮こまり、胸も開きにくくなります。

東洋医学や気功では、胸の中央あたりを「中丹田(ちゅうたんでん)」と呼びます。中丹田は感情や気持ちと深く関わる場所とされています。今回のケガのあと、まさにその中丹田が閉じているような感覚がありました。

歩くスピードも落ちました。

以前なら当たり前にできていたことができない。思うように動けない。その積み重ねで、自信まで少しずつ失われていく感覚がありました。体の問題なのに、気づけば心まで元気がなくなっている。そんな状態でした。

私は昔から歴史や神社仏閣が好きです。仏像を見るのも好きで、以前から

「なぜ仏像の手はあの形をしているのだろう」

と興味を持っていました。ふと頭に浮かんだのは仏像の『手』でした。仏像の手の形は「印(いん)」呼ばれ、心の状態や祈り、智慧、安心などを表現するとされています。これをヨガでいうと、「ムドラ」といったり、「フィンガーヨガ」といったりします。

その手がふと頭に浮かび、自然と胸を開きながら腕を伸ばし、軽くストレッチをしてみました。すると不思議なことに、すぐに呼吸が深くなりました。そして気持ちも少し楽になったのです。

もちろん膝の状態が急によくなったわけではありません。でも縮こまっていた体が少し開き、中丹田がゆるんだような感覚がありました。今回のケガではゴールデンウィークも重なり、手術まで時間がありました。

その間、

体のケアとしては膝上から太ももへのオイルケア

心のケアとしては胸を開くストレッチ。

今思うと、両方とも必要だったように感じます。気分が落ちると下を向く。下を向くと胸が閉じる。胸が閉じると呼吸が浅くなる。呼吸が浅くなると、さらに気持ちが沈む。

そんな流れがあります。

反対に、胸を開く。酸素が入る。少し前を向ける。すると心も少し動き始めます。もし最近、なんとなく元気が出ないなら。まずは胸を開いてみてください。

体を伸ばすことは、心を伸ばすことなのかもしれません。

(Part5へ続く)

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