今回は内側半月板損傷でした。
ここで「半月板」について少し説明をします。
膝の中には「半月板」というクッションがあります。太ももの骨とスネの骨の間で、衝撃を吸収したり、膝を安定させたりする大切な役目です。
半月板損傷といっても、実は色々な種類があります。
・内側半月板か、外側半月板か
・縦に切れるのか
・横に裂けるのか
・加齢による変性なのか
・スポーツで急に損傷したのか
などによって、状態も処置も変わります。
内側は動きが少なく、負担が集中しやすいため傷みやすい場所です。さらに、半月板の内側部分は血流が乏しく、自然治癒しにくいとされています。
そして厄介なのが、半月板そのものの内側には痛みを感じる神経が少ないこと。
そのため、
「なんとなく違和感はあった」
「少し引っかかる感じがした」
「でも我慢できた」
という状態で進行してしまうことがあります。
ところがある日突然、
「膝が挟まった!」
「曲がらない!」
「激痛で歩けない!」
という状態になることも。
これは、傷ついた半月板の一部が膝関節に挟まり込むことで起こります。
つまり、
“切れた瞬間”よりも、
“後から挟まった時”に強烈な痛みが出る。
これが半月板損傷の「時間差」の怖さです。
「少し違和感があるだけ」
と思っていても、膝は毎日体重を支え続けています。
違和感の段階で、
・無理を続けない
・周囲の筋肉を整える
・体重や使い方を見直す
・早めに病院に行く
これが、後の大きな痛みを防ぐことにつながります。
“まだ動ける”と、“傷んでいない”は別。
膝は、静かに限界を知らせているのかもしれません。
(Part4へ続く)
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